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#ウクライナ

「ポーランド、ウクライナへの武器供与を停止へ 穀物輸出で対立」BBC 2023/9/21

【記事の要約】 ポーランド首相は20日、ウクライナへの武器供与をやめると表明した。穀物をめぐる対立も背景にある。ウクライナ侵攻により黒海の主要航路がほぼ全面的に閉鎖されて以来、ウクライナは穀物輸出を陸路で行ったため大量の穀物が中央ヨーロッパに流れ込んでいる。欧州連合は穀物価格の下落を恐れる農家を保護するため、ポーランドを含む5カ国についてウクライナ産穀物の輸入を一時的に禁止した。EU加盟国が個々にEU圏の通商政策を決めることはできないが、禁止が今月15日に解かれた後もポーラン

「【解説】 ウクライナの攻勢、なぜ西側兵器でもつまづいているのか」BBC 2023/8/1

【記事の要約】 ウクライナ軍は、占領されているメリトポリとマリウポリ、クリミア半島に到達するために、ウクライナの南部で反転攻勢をしている。しかし、ここを軸に戦うことは、ロシアの最も強力な防衛線を攻撃することを意味する。ロシアが何重もの地雷原と要塞化した防衛線を張っていることから、西側諸国から供与された戦車や装甲車などの兵器をもってしても前進が難しい状況だ。ロシア軍はこの2週間遠隔操作をできる地雷も使っている。これらこそ、ウクライナの前進を阻んでいる。 【私の考え】 独ソ戦で

「ウクライナ、医療で大麻利用を合法化か 負傷兵の治療にも」CNN 2023/7/16

【記事の要約】 ウクライナ国会は、医療目的での大麻の使用を合法化する法案を可決した。国会でもう一度採決し、多数の支持を再び得られれば法律となる。大麻はロシア軍との戦闘で負傷したウクライナ軍兵士や重病を抱える患者への治療薬となる可能性もある。加えて、ウクライナの議員は、医療目的での大麻は心的外傷後ストレス障害を発症した退役軍人にも利用できるとの見方を表明。この治療方法で恩恵を被る国民は約600万人に達すると述べた。温暖な気候のクリミア半島の元住人も、大麻栽培に期待をかけている。

「ロシアの戦争推進派 Z-Universe の情勢分析」The Moscow Times 2022/10/14

【記事の要約】 ウクライナ戦争の際に、ロシア戦争支持派のインターネット上の巨大ネットワーク「Z-Universe」が出現した。そして、Z-Universeの分析により、軍事的な失敗が権力闘争に拍車をかけていることが明らかになった。9月初旬、ロシア軍が反撃があった際、ロシア国家警備隊長のヴィクトル・ゾロトフの影響下にあるカディロフは、ウクライナ東部のロシア軍司令官を批判した。ゾロトフは、軍の失敗を利用して、プーチンに対する影響力を競い合っているのだ。権力闘争を制するため、自らの

「欧州委員会、ロシア製品の輸入禁止を提案 追加の対ロシア制裁」CNN 2022/9/29

【記事の要約】 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、ロシア製品の輸入禁止措置などを含む8回目の対ロシア制裁案を提示した。今回の制裁では、ウクライナの領土保全を損なう行為に責任がある重要な1300超の個人・団体が制裁の対象となる。ロシア製品の輸入を新たに禁止する包括的な提案や、欧州のサービス提供禁止、原油価格の上限設定に「法的根拠を与える」ことが含まれる。 【私の考え】 8回目の制裁となると、EUは多くのことをやり尽くして、やれることが限ら

「解説 ロシアの『部分的動員』は何を意味するのか?」The Moscow Times 2022/9/21

【記事の要約】 ロシアのプーチン大統領は、7カ月にわたるウクライナでの戦いで大きな犠牲が出たことを受け、「部分動員」を宣言した。「部分動員」では、昔徴兵された人、退役軍人など、書類上200万人以上いる軍事予備軍の30万人ほどを召集対象にする予定だ。これは、2月にロシアが集めた19万人の兵士と比較しても大規模である。アナリストによれば、予備役の動員は時間がかかるため、直ちに戦況には影響を与える可能性は低い。 【私の考え】 ロシアでは、徴兵令によって集められた兵士や軍事予備軍な

「ロシア刑務所、IKEAの代わりに『より良く、より安い』受刑者家具がある」The Moscow Times 2022/7/27

【記事の要約】 ロシアがウクライナに侵攻した後、IKEAはロシア市場から撤退した。そのため、刑務所では、IKEAのような欧米ブランドの製品を、受刑者が作った製品で置き換えることを希望している。例えば、公営企業がウラル中部地方の流刑地と1000万ドルの契約を結んだことが挙げられる。また、ロシア刑務所局は2月、10万人の初犯者と軽犯罪や下級重罪者のための矯正センターを設立し、ロシアの労働力不足を補おうとしているが、ソビエト時代の収容所制度を復活させる計画を否定している。 【私の

「トルコがウクライナからのロシア船籍の穀物船を留置」BBC 2022/7/4

【記事の要約】 トルコのウクライナ大使によると、ロシア占領地域である、ウクライナ南部のザポリジャー地方からの穀物を積んだ貨物船がトルコの税関当局に留置された。この船は、ロシアからウクライナにさしかかる辺りで信号が途絶え、ウクライナから南下する際に信号が再開し、船の重量が増えていることが確認された。最近ロシアによって任命されたザポリジャー地方の知事は、この船にある7000トンの穀物が「友好国」に送られるとSNSで明かしたが、この投稿は削除されている。 【私の考え】 複合的な要

「アゾフは誰を崇拝し、どのように準備するのか」Вести.Ru 2022/4/1

【記事の要約】 ウクライナのアゾフ連隊は、神の一人に死の女神モラナを位置づけていることからも、イデオロギーのために戦い死ぬ覚悟があることが分かる。また、武器は最高のものを使い、隊員の訓練は、外国人教官によって行われている。アゾフのテロリストと民族主義者はマリウポリの郊外にあるアゾフスタル製鉄所(Азовсталь)周辺に隠れ続けていたが、アゾフの射撃場はロシア軍のロケット砲など制圧され、1,000人以上の兵士が降伏した。 【私の考え】 「Вести」は、ロシア政府の出資を受

「反戦運動 ウクライナ侵攻に対する抗議」 Новая Газета 2022/2/25

【記事の要約】 ウクライナとの戦争が始まった日、プーチン大統領の軍隊派遣の決定に反対する数千人が、モスクワ中心部のプーシキン広場やロシアの各都市の広場に集まった。集会開始時刻の午後7時に近づくにつれ、警察の無線で「広場の撤収」の合図が入り、警官たちの指示に拒否する者は次々と拘束される。時には「戦争反対!」と叫ぶ者もいるが、警察や機動隊は叫ぶ者をすぐに拘束し、再び群衆は静まり返る。首都圏では600人以上が拘束され、午後10時にはデモ隊の列は数十人しか残っていなかった。 【私の

「ロシア市民にとって、ウクライナとの戦争が意味するもの」 The Moscow Times 2022/2/1

【記事の要約】 平均的なロシア人は、限定的な軍事作戦を日常生活とは無縁の出来事だと考えていた。しかし、ウクライナとの戦争は重く見ており、金融市場とルーブルの問題からも国内には重い雰囲気が流れている。また、軍事作戦や行動制限についてロシア国民の理解を得られるが、深刻な社会経済問題を背景に、父権的な考え方の人々の間で抗議運動が起こる可能性がある。よって、戦争は2024年の大統領選に向けて世論を動かすどころか、逆効果だ。 【私の考え】 現在のロシアのインフレ率は、8%程度だが、食

「ウクライナ接種進まず」 讀賣新聞 2021/11/25

【記事の要約】 23日時点で、ウクライナのワクチン接種完了者は約1022万人で総人口の約24%にとどまる。国産ワクチンしか接種できない隣国ロシアの接種完了率(約37%)を下回る。ゼレンスキー政権は、伝統的に根強いワクチンへの抵抗感を、ロシアが反ワクチンキャンペーンの一環として、「ワクチン接種は死につながる」などとSNSに投稿することで、助長していると疑いの目を向ける。 【私の考え】 ロシアがウクライナを侵略する可能性があると報じられる程、両国の関係は悪化している。よって、ロ

「成長するウクライナのIT部門」 BBC 2021/9/3

【記事の要約】 ウクライナでは、1990年代半ばに最初のIT企業が登場して以来、有能なプログラマーを低価格で雇えることで急激な成長を遂げた。2020年にはIT産業の輸出額は、220.4%増となり、初めて50億ドルを超えた。また、仕事内容は、より高度で価値のあるものに変化している。有望なスタートアップ企業と経験豊富なITサービス企業の協力により、Googleなどの大手企業が国内にR&Dセンターを設立するケースが増えている。 【私の考え】 ソ連時代にウクライナのハリコフやニコラ

「ロシア系 先住民に含めず」 讀賣新聞 2021/7/30

【記事の要約】 ウクライナのゼレンスキー政権が、クリミア・タタール人など3民族を自国の少数民族を先住民と位置づけて保護する法律を作った。プーチン大統領は、ロシア系が先住民に含まれていないことに対して、ドイツのメルケル首相との電話会談で、「あからさまな差別的法律だ」と激しく非難した。ロシアの検察当局は、ウクライナでロシア系住民への「人権侵害」が横行しているとして、欧州人権裁判所に提訴している。 【私の考え】 ウクライナに約2000万人いるとされるロシア系住民が先住民かどうかは