マクドナルドでダイエッター理想のセットを考えてみた
昨日の続き。
早速マクドナルド公式サイト『栄養バランスチェック』を使って理想のPFCバランスのハンバーガーセットを作ってみよう。
まずこちらの栄養成分一覧表を丸っとスプレッドシートにコピペ。
これで、カロリーや各栄養素での並び替えが可能に。
+ カロリーが低いハンバーガー ベスト3
① ハンバーガー … 256kcal
② ベーコンエッグマックサンド … 295kcal
③ チーズバーガー … 307kcal
ハンバーガーとチーズバーガーが1、2位かと思いきや、間に【ベーコンエッグマックサンド】が割り込む結果に。なるほど、肉の代わりにベーコン使ってるのね。
ちなみに脂質が低いベスト3も同じ結果に。
+ カロリーが高いハンバーガー ベスト3
① 倍てりやきチキンフィレオ … 765kcal
② 倍てりやきマックバーガー … 750kcal
③ 倍ビッグマック … 724kcal
写真を見たら、そりゃそうだろ的なラインナップ。
ハンバーガー1個だけで余裕でカロリーオーバー。
ビッグマックとかも食べたことないので、この辺はスルーでも大丈夫そう。
+ 理想のPFCバランスセットを考える
ダイエットをする場合、このPFCバランスは 3:2:5 が理想と言われている。
極端な糖質制限をすると【C】の割合が減り、代謝が減って逆に痩せにくくなったりもするので、摂取カロリーだけでなく、PFCバランスを意識することは非常に大事。
果たして、この 3:2:5に極力近づけたセットはどんなメニューなのか?そもそも近づけることは可能なのか?
やってみよう!
●ドリンク
これはもう【コカ・コーラ ゼロ】一択。
カロリー0なんで、どのサイズでもいいし。
カロリーだけでいうと爽健美茶も0だけど、ハンバーガーに合わないので予選落ち。
●ハンバーガー
先ほどのカロリーが低いランキングでも2位に入った【ベーコンエッグマックサンド】を選択。シンプルハンバーガーでは、他の必要な栄養素が足りないので、完全栄養食品である卵が使われているベーコンエッグマックサンドに軍配が上がる。
●サイドメニュー
食物繊維とビタミンを摂るために野菜は不可欠。しかし、他が揚げ物ばかりなので、必然的に【サイドサラダ】【えだまめコーン】この2つに決定。ドレッシングはノンオイルの【低カロリー玉ねぎ】を選択(するしかない)。
完成したセットはこちら。
+ 栄養バランスチェック
てりやきマックバーガー&三角チョコパイの時とは比べ物にならないぐらいグラフもバランス良くなった。恐怖の脂質ギュイーンがないし。
合計値まとめ
カロリー … 393kcal
たんぱく質 … 22.0g
脂質 … 15.7g
炭水化物 … 41.4g
カロリーも適正だし、食塩も抑えられてるし、いいじゃんいいじゃん。
ではこの重量を
たんぱく質 1g=4kcal
脂質 1g=9kcal
炭水化物 1g=4kcal
で計算して割合を出してみよう。
PFCバランス
【2.3】たんぱく質 … 88kcal
【3.5】脂質 … 141.3kcal
【4.2】炭水化物 … 165.6kcal
脂質がオーバー気味で、3:2:5 とまではいかなかったけど、まずまず許容範囲なのでは?いかんせん他に選択肢がない。
前回も言ったけど、マクドナルドさん!へルシーメニューの開発お願いします!!
+ 理想のPFCバランスセットの落とし穴
ほぼ完璧かと思われたこの【たいだなこセット】には実は落とし穴がある。
それはベーコンエッグマックサンドは【朝マック】であるということ。
朝10:30までに行かないと食べられないが、私が朝マクドナルドに行くことはない。昼しか行かないので食べる機会がない。
ちなみにレギュラーメニューだけで考えると
OUT【ベーコンエッグマックサンド】
IN【チーズバーガー】
カロリー … 405kcal
【2.1】たんぱく質 … 86.8kcal
【3.6】脂質 … 148.5kcal
【4.3】炭水化物 … 175.2kcal
たんぱく質が若干減ったが、こちらもバランス的にはそんなに悪くはない。
そして最後にもっと重大な事実に気づく。
「このセット別に食べたくない、、、」
結局マックで食べたいのは、月見バーガーとかグラコロとかの期間限定品なわけで。
マックのハンバーガーだったら何でもいいわけでもなく、ダイエットしてるなら食べない方がいいに決まってる。
そこを踏み越える旨さ、それこそがマックなのだ。