勝も楽も選択できる
うちの息子たちは、今日も元気に大騒ぎ。
元気なのは良いこと。
ふたりして仲良く遊んでいたかと思えば、その数秒後には喧嘩が始まります。
原因は大体がおもちゃの所有権争い。
人が持っているものを欲しくなっちゃうんだよね。
これはぼくの!
違うよ、ぼくの!
にはじまって、
違うよ、ぼくが先に持ってたからぼくの!
に落ち着きます。
順番ね。
と仲裁が入るわけですが、
最初のうちムスッとしてますが、
そのすぐ後にはケロっとして
また2人とも仲良く遊んでいる。
大人の世界では、
なかなかこうはいかないよなあ、
いがみ合いが続いて、
引きずるよなあ、
なんてことを考えちゃうわけですが、
ちょっと考えてみたら、大人にしたって
子供達と同じように
お互いに楽になる方を選ぶこともできるのです。
私の方が優れている
負けるはずがないだってこんなに頑張っているんだもの
あの人よりも苦労しているのは私
だから、
あの人よりも私がすごい
私の勝ち
なのになんで
なんで…
自分が認められない現実を感じると
心が反応して
感情を揺さぶります
執着は悲しみを生み、悲しみはやがて、怒りを生みます。
子供達の場合本質的には、
自分の意見が認められない
と感じた時に感情をあらわにするのですが、
大人も同じですよね。
本当はみんな
心のどこかで
「認められたい」
を抱えて生きていると思うのです。
生活のため
私のポリシー
付加価値
ブランド
成果
そんな言葉に形を変えることもありますが。
「最後には自分との戦い」
そんな風にして頑張っていたはずなのに、
いつの間にか
自分ではない誰かと戦おうとしている。
それがいけないことというわけではないですが、
大事なのは、
勝ちだけでなく、楽も選べるということ。
選べる。
選んでいい。
感情は自分の持ち物ですから、如何様にもできる。
そう思うだけでも、楽になるといいのですが。
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