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シドニー通信

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シドニーでの日々。
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#コラム

【シドニー通信】沖縄のために

【シドニー通信】沖縄のために

今朝は目が覚めてすぐに、NYに住むウチナンチュの友人からのメッセージで1日が始まった。首里城が焼けるなんて想像を絶する事なので、返す言葉が見つからなかった。1日を終えようとしている中、いろんな思いがドシっと来るので整理して眠りにつきたい。

首里(しゅり)といえば、沖縄県民にとって、とてもスペシャルな場所。首里生まれの人を沖縄では「首里んちゅ」という。

そんな「首里んちゅ」の友人と会う度、近所に

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【シドニー通信】Don't Worry, Be Happy

【シドニー通信】Don't Worry, Be Happy

さてさて、コーシャカフェでバリスタデビューして1週間が経ちました。ここで働き始めてから、もうすぐ3ヶ月。ハーフバースデー(年に2回誕生日するのかな)を祝う女子グループや、便器に結婚指輪落としちゃう新妻。想像を斜め超えした人で朝から溢れてるので音楽に耳を傾ける瞬間などほぼない。とりあえず、店内では宗教的(とにかく戒律が厳しい)にも当たり障りのない、70〜80年代のヒットが詰まったプレイリストを繰り返

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【シドニー通信】その日は突然やってきた

【シドニー通信】その日は突然やってきた



ふぅ。。。とにかく忙しい。今まで暇しかなかったので主要出会い系は全て制覇。2日で通信量制限かかるレベル。右(Like)左(Nope)左(Nope)と繰り返してた日々はどこへやら。こんなメッセージが来たら速攻でクリックしてたのになぁ。。。。

太陽が昇る前から、嘘見たいな青いファーコートを着た、クレヨンで化粧したスティーヴン・タイラー(アルマゲドン)風な奥様達と四六時中触れ合ってたら時間の感覚も

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【シドニー通信】ユダヤ人コミュニティー

【シドニー通信】ユダヤ人コミュニティー

セレブリティー。響きだけで胸が踊り長年夢見てきた暮らし。東京で毎年落ちるAvexのオーディション。当時の写真を見るとそれなりにイケメンを演じられてるような気がしてたけど、振り返ると恥ずかしくて鳥肌が立つ。あれから5年、ようやく人気者になりつつある。

シドニーで暮らすことを決め、高級住宅地ローズベイで念願の一人部屋をゲット。「これからコーヒーの勉強でもできたらいいな」という気持ちで近所のカフェに求

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【シドニー通信】James Blakeは眠り誘う藥

【シドニー通信】James Blakeは眠り誘う藥

Bondiへの引っ越し無事終えましたが、超繊細な僕が場所を変えてすぐに眠れるわけもなく、翌朝迎えました。あ〜眠い。悪魔の飲み物と思っているエスプレッソを数え切れないぐらいショットして一日を乗り切ったので、超おかしなテンション。兎にも角にもバイト終わって向かいました。

古汚い建物に多国籍のレストランがこれでもか!と並び平日にも関わらず、毎晩人で溢れている街。カフェや古着屋レコード屋も無数にあり、た

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