プロの仕事
プロの仕事を目の当たりにすると、感動を超えた感動をおぼえます。プロというとアマチュアと比較され、「結果にこだわることがプロであり、プロセスを楽しむことがアマである」とも表現されます。しかし、この比較だけでは表しきれないことものがあります。
プロの仕事に共通するものとして次のようなものがあります。
・基本を徹底する
・フィードバックから改善を続ける
・引き出しを増やすことをやめない
・変化を自分のものにする
・どんな環境、状況であっても結果を出す
基本を徹底する
プロであればあるほど、基本を徹底しています。どれだけ経験があっても基本を絶対に外しません。トップセールの方は、名刺交換の所作がきれいなこともその一つです。挨拶、笑顔、あいづちなど新入社員研修で教わることを決して怠りません。ビジネスマナーに限らず、仕事における向き合い方も全く同じです。
フィードバックから改善を続ける
今に満足せず、積極的にフィードバックを求めます。改善することを見つけ、更に良くするには何をしたらいいかを考え抜いています。これ以上改善することはないのではないかというレベルの方ほど、フィードバックを大切にします。
引き出しを増やすことをやめない
同じことの繰り返しではなく、引き出しを増やす努力を怠ることがありません。新しい情報を能動的に取りに行き、勉強を続けています。そして、少しでも役立ちそうなものがあれば、即実践して、自分のものにしていきます。
変化を自分のものにする
時代の変化を恐れることなく、変化を受け入れ、自分の力に変えてしまいます。今までやってきた積み重ねがあれば、自分を変えることが怖くなりますが、変わらないことこそが退化であるということを理解し、変化を取り入れています。
どんな環境、状況であっても結果を出す
環境や状況は常に一定ではありません。良いときも悪いときもあります。しかし、決して環境などの外的要因を言い訳にせず、主体的に自らできることを考え、結果を出します。プロが結果にこだわるというのは、”外的要因の変化があっても”という枕詞が付いています。
報酬や対価をもらって仕事をしているのであれば、だれでもプロです。しかし、プロでありながらもアマチュアのような仕事のやり方をしていないかを振り返りたいものです。頑張っているからOKではなく、頑張ったとしても結果が出なければ、プロの仕事ではありません。この人に任せておけば大丈夫と言われたいですよね。個人事業主やプロスポーツ選手だけがプロではありません。今日入社したばかりの人であっても、プロなのです。一人の職業人として結果にこだわり、本物のプロとしての行動を常にしていきたいです。
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