鯛文庫 新刊・古書の店 

まったく参考にならない本屋開業日記。

鯛文庫 新刊・古書の店 

まったく参考にならない本屋開業日記。

最近の記事

東京2日目

8月3日、お昼の11時50分。 私は、ある出版社の前にいた。 その出版社とは点滅社だ。 点滅社とは、2022年に6月に設立された出版社だ。 なぜ点滅社に伺うことになったかというと、私が点滅社に挨拶に行きたいと伝えたからだ。 点滅社は9月に新しい本を出版することになっているため、8月初めはきっと大忙しのはずだ。 それなのに、点滅社の代表・屋良さんは快く承諾してくれたのだ。 私は絶対断られていると思っていたので、承諾の連絡をきた時はとても驚いた。 という流れで私は、点滅社

    • 東京に行った話1

      8月2日〜4日、私は友人と一緒に東京へ行った。 東京に行くのは実に7年振りくらい。 ちなみに私は飛行機が苦手なので、新幹線を使って陸路で行った。 大分から東京まで使った時間は約6時間ほどだ。 前日に、仕事で腰を少し痛めたため、腰をいたわりながらの移動となった(翌日にはほぼ回復していた)。 東京には以前も行った事があるため、電車の乗り方とか大丈夫だろうと高を括っていたが、てんでダメだった。 目的地までにどの線のどの電車に乗っていいのか全くわからない。 こんな難しい事をど

      • 最近した事

        お店を出すにあたり、最近した事をまとめてみた。 ・事業計画書の見直し ・経理について勉強 参考にした経理の本はこちら →・一人社長経理の基本と経理の教科書1年生 ・什器探し(ネットで) ・本屋、はじめました: 新刊書店Title開業の記録を読む(こちらの本が本屋開業にあたり参考になると教えてもらったため) 以上 なんか結構している風な書き方だが、実際全然していない。 事業計画書の見直しといっても、ただ書いていたものに 肉付けしただけだし(そもそも事業計画書なんて書くの初め

        • 自信なんてないんです

          これから店舗を出そうとしているのに、なんてタイトルなんだ! いや、でも本当に自分に自信がない。 何か一つアクションを起こすたびに後から 本当にこれでいいのか? これしちゃったけど、大丈夫かな?(最悪、鯛文庫もうやらない方がいいのかな?)っていう気持ちになる。 でもでも、ここまできたから鯛文庫はオープンさせる! 私は、何でもすぐ結果を求める人だから、そうじゃなくて 少しずつ少しずつ結果がついていければいいなと思う。 とりあえず今度大分のよろず支援という無料経営相談所に 事

          算数苦手

          高校の数学のテストの点数、3点だった。 数学の授業中、先生にこれあっていますか?って聞いたら頭を叩かれた。 数学苦手。 算数苦手。 数字が苦手。 でも頑張らねば鯛文庫は倒産してしまう。 本が好きなら頑張らねば。 頑張らねば。

          書店で働いて気づいた事

          いつも鯛文庫の事を書いているが、今回は書店で働いて気づいた事を書きたいと思う(私は普段書店員としてアルバイトしているのだ)。 私は、鯛文庫をして間もない頃(今も間もないが)、いつか選書サービスをしたい!と思っていた。 選書サービスとは、あなたに会う本はこちらですよ、あなたにはこれがオススメですよ、と自分が選んだ本を個人に進めるサービスだ。 しかし、先日ある出来事が起きて私の選書サービスをしたいと思う心は消えてなくなった。 その出来事とはこうだ。 お客様から「子どもに絵本

          書店で働いて気づいた事

          9月からテナントを借りるよ

          鯛文庫、なんと9月からテナントを借りる事が決まりました(拍手)! 嬉しいけど、大変だぞ・・・。 なんかどんどん周りの物事が進んでいって、私だけ置いてけぼりにされているみたいな感覚になっている。 いや、まぁそもそも私がテナント借りたい!って言ったからこういう状況になっているのだが!! にしても、9月から色々準備をして、オープンするのが10月半ばかなぁ。 うまくいけばいいのだが、まぁ人生そんなに甘くないさ。 首をくくるか、成功するかのどっちか! それくらいの気持ちで頑張るぞ

          9月からテナントを借りるよ

          現在の状況

          書店開業日記というのに、ここ最近開業の進捗情報を書いていない。 それもそのはず。 家賃保証会社の書類を提出し、それの審査が通ってからは全く進んでいないのですから!!! しかし、開店日は10月末か11月初旬と決めている。 私は暑いのが苦手なので、できるだけ涼しい日に開店したいのだよ。 昨日と今日は本屋の内装を考えるため、 『東京の美しい本屋さん』と『英国の本屋さんの間取り』を購入した。 これを見ながらなんとなくのイメージをつけて行こうと思う(なんとなくじゃダメなのだが)。

          鯛文庫の由来

          「なぜ鯛文庫なんですか?」。 お客さんから時々聞かれる店名の由来。 今回の記事はそれをテーマに書いていきます。 私は性格がとても暗い。 ハッキリ言って根暗だし、現在でいう隠キャだ。 だから店名は明るくておめでたい感じがいいと思い、 鯛という言葉をつけることにした。 まぁ、今思えば『福文庫』でも『明るい文庫』でもよかったのだが、 当時の私は「鯛」という言葉が浮かんだため鯛をつけたのだ。 そして、文庫という言葉。 これは大分市の個人書店2件とも名前に「書店」という文字が入っ

          厳しさは優しさ

          1記事目のnoteに書店運営の件で相談に乗ってもらっていた2人の店主さんに 謝りに行こうなんて書いていたが、実はまだ謝っていない。 それどころかお店にも顔を出せていない状況なのだ。 まぁ私が店を出そうが出さまいが、きっとどちらでもいい事なのだが、 あんなに相談したのに店を出す事を言わないというのは人間的にどうなのかと思うのだよ。 義理というかのマナーというか人としての心というものを私は 持っていたいから、どんな苦い顔をされても伝えようと思うよ。 なんか2人の店主さんが怖

          不動産屋さんに行ったよ

          今日は、昨日書いた通り不動産屋に行って、 テナントの契約をする旨を伝えた。 そして保証会社の書類を記載し、とりあえず今日はこれで終了。 あとは、保証会社の審査が通れば、いつから借りるか決めるだけだ。 不動産屋から帰る途中、「あぁ・・・自分はお店を出すんだ、出してしまうんだ」というプレッシャーでいっぱいになった。 もし失敗したらどうしよう・・・。 首をくくるしかないのか・・・。 いや、そうなる前にさっと引きさがろう、そうしよう。 急に弱気になる。 というかそもそもお店を

          不動産屋さんに行ったよ

          始まりの終わり

          今日、私はついにやってしまった。 なんと、鯛文庫の店舗を決めてしまったのだ。 現在、大分市竹町にある古着屋の一画を間借りして鯛文庫を営業している。 そのため、こんなに早く自分の店舗を決めるとはハッキリ言って思っていなかった。 今日決めた店舗は、1週間前たまたまネットで見た物件だ。 雰囲気がとてもよく、広さもいい感じだし、トイレも照明器具もおまけに倉庫までついている。 お店の裏は保育園?幼稚園?になっているため、昼間は子供の声が聞こえる。 私は子供の声が苦ではないし、むし