東京2日目
8月3日、お昼の11時50分。
私は、ある出版社の前にいた。
その出版社とは点滅社だ。
点滅社とは、2022年に6月に設立された出版社だ。
なぜ点滅社に伺うことになったかというと、私が点滅社に挨拶に行きたいと伝えたからだ。
点滅社は9月に新しい本を出版することになっているため、8月初めはきっと大忙しのはずだ。
それなのに、点滅社の代表・屋良さんは快く承諾してくれたのだ。
私は絶対断られていると思っていたので、承諾の連絡をきた時はとても驚いた。
という流れで私は、点滅社の前にいるのだ。
12時まであと8分前・・・外は灼熱地獄・・・。
そして、私は暑さに弱い・・・。
という事でえいや!!と心の中で声をあげ、思い切りチャイムを押した。
すると、すぐに扉が開き、屋良さんがでてきた。
姿を見た瞬間・・・。
あぁ・・・本物だ・・・。週刊プレイボーイやリンジンというネットニュースサイトで見た人だ・・・と感動した。
そして、私はいそいそと事務所の中に。
軽く挨拶をすませ、持ってきた大分のお土産を渡し、いざ本題へ。
「あの・・・。大分でトークショーをして頂きたいのですが、可能でしょうか。」(実際の私は、こんなにスラスラ喋れない。きっと気色悪く伝えたと思う)
そう、私は大分をもっとカルチャー色の強い街にしたいのだ。
それは鯛文庫を立ち上げた時から思っていた。
目指すは福岡の書店が活動しているブックオカのようになる事だ。
点滅社の屋良さんの返事はOK。
あまりにもすんなり了承を頂いたので、私は
「本当に大丈夫ですか?
いいのですか?
実はそう思わせといて~、
からの~???」
と心の中で言ってしまった。
でも、屋良さんの答えはOKのままだ。
鯛文庫はまだお店をもっていないため(これから持つ具体的な予定はある)、すぐにトークショーを開催する事はできない。
そして、他の本屋の店主さんにも相談して、2025年の後半にするという事までは決まっていた。
その旨を伝えたのだが、それもすぐに了承してくれた。
はぁ~、こんな夢みたいな事がある
のだな・・・。と思った事は覚えている(何せ緊張のあまり、あまり記憶がないのだから)。
その後、私は屋良さんから色々と本屋事業の事について色々教えて頂き、イラスト付きサインを頂いたりしていたため、あっという間に1時間がすぎていった。
これを読んだ皆様も思ったかもしれないが、この1時間点滅社にとって全くためにならない時間が過ぎていった。
鯛文庫はただ点滅社の時間を貴重な奪ってしまった。
これを機に点滅社が鯛文庫を嫌わない事を願うばかりである。
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