🔴いつも大安吉日208 〜餅つきのあのたのしさの正体は信頼だった〜
【餅つきのあのたのしさの正体は信頼だった】
朝の少しばかりの曇り空なんてどっかに吹っ飛んで、空はいつの間にか見事に晴れていた
ぼくちゃんが生まれたそのときも、一歳になるまでの間も、いつもみていてくれた仲間
はじめましての愉快な仲間も
すぐ近所に住むすてきな家族もいた
そんな同世代や学校の仲間がたくさんやってきたから、もちろんこどもがいっぱいいた
餅つきしたくなれば餅ついて、腹が減ったら餅をたらふく食う
あとはそれぞれ好きにあそぶこどもたち
そこらじゅうから愉快な声が聞こえて、そこらじゅうに笑顔があふれてた
「見事に晴れた」なんて書いてみたけど、よく考えりゃそれはイメージだったのかな?
たしか晴れてたとは思うんだけど、もしかしたらそれはたっくさんの輝く笑顔だったのかな
こどもたちも大きくなってやれることも変わってきたし、赤ちゃんからにーちゃんねーちゃんまで幅も広がって、餅つきの中心から見渡す景色の至るところにこどものステージがあった
ひさしぶりだった餅つきは、いつにも増してさらに元気にたのしい時間になったんだ
🔴成長している
餅つきの日はいつも朝からバタバタするんだけど、昨日は助っ人もいたから少し楽だった
前日入りの仲間が火をつけてくれたのはもちろん助かったんだけど、この手伝いにもこどもの成長を感じたんだ
いつもお手伝い好きなふーちゃんが大豆を炒って、きなこの準備をやってくれる
こんなのはじめてだったから昨日は何気なく見てたけど、これからこんな風にみんなでいろいろやれるようにもなっていくのかな?
伸びしろが無限なこどもたちがいるってのはそういうことなのかな
毎日毎日の日常よりも、たまにあるこんな餅つきのときには成長がよくわかる
🔴ひとつになれる
こどもがいればペースは完全にこどもに持っていかれる
一応のはじまりのときにはまだ誰もいない
それでも昼にはぼちぼち集まりはじめて、まずは一発目の餅つきをはじめる
「これだこの感覚だ」
蒸籠(せいろ)から蒸し上がる餅米の香り
それだけで上がりはじめたテンションは、アツアツの米を入れた臼を囲んではじまる「こねる」作業でさらにヒートアップ
「こね八割」なんて言われるほどに大切なこの工程を、はじけたい気持ちを抑えながらしっかりとこなしていく
そして米がまとまりつながったところで、いよいよお楽しみがはじまる
「つき手」と「愛の手」のハーモニー
この感覚に過去魅せられたやり手、その熱を近くで感じていたい好きモノたち、そんなお祭り野郎たちが臼のまわりに集まりはじめる
そしてはじまる最高の時間
ひとつき⋯ ふたつき⋯ みつき⋯
つき手のエネルギーがうまく餅に伝わるように、愛の手のリズムが大切になる
愛の手にいいリズムを生んでもらうために、つき手も愛の手を常に意識する
それを盛り上げるまわりの仲間たち
バラけていたひと粒ひと粒の米がつながる
臼の中でまとまってやわらかくひとつになる
それが「餅」になるころ、臼を囲む仲間も、好きにあそぶこどもたちも、この空間にいるすべてのバランスがとても心地よくなる
「やりたいようにやりたいことをやりたち人がやってもいいよ」って空気
同じことをやるってことじゃなくて、同じ空間で「みんなが好きにどうぞ」って空気
そんな「ひとつ」の空気がそこにはあった
餅つきはそれを感じるだけじゃなく、いつもわかりやすく見せてくれるんだ
「やっぱりぼくは餅つきが大好きだ」
🔴つながる仲間たち
一升餅を麻の葉模様の布に包んで、それをぼくちゃんにたすきがけする
もちろんハイハイすることもできない
ただ「なんだ?」って感じで止まってた
ぼくちゃんにしてみりゃそりゃそうだ
記憶だって残ることもないだろう
ただそれをまわりで見届けてくれた仲間が、一年前の生まれたあの日みたいにいっぱいいた
その人たちは昨日のことをしばらくは覚えてくれていることだろう
これから大きくなるぼくちゃんに昨日のことを話してくれたり、この先もいっぱい遊んでくれたりするんだろう
そんなときにおっきくなったぼくちゃんが、「いつもたくさんの仲間がいてよかった」って思ってくれたら、その日につながる昨日の一升餅はめちゃくちゃ大成功だったってことだ
「信頼できる、いっしょに生きていける、そんな仲間がぼくにはいるんだあ」なんて、ぼくちゃんが昨日の仲間のことを話すことがあったら、それはもうぼくの人生すら大成功だってことにもちろんなる
すでにほぼ実現しているようなそのプラン
昨日がやっぱり最高すぎて、「いままでの人生大成功だった」ってあったかくなったよ
みなさん、これからもぼくのぼくらの最高な人生のパートナーでいてくださいよ
🔴たまらない空気
臼の向こうに見えるみんなのいる景色が、ぼくにはたまらなく好きな景色だ
流れで進む、流れで進められる、この仲間との餅つきがたまらなく好きだ
こどもだけの焚き火サークルがある
そうげんが最近ハマっていたツリーハウスも、一気に広がったともだちの「わ」によって、かなりアクティブなあそびに変化していった
普段ゆっくり話せなかったことを、ひとりずつゆっくり話せる時間と場所がある
いつもなら何時間も放っておけない自分のこどもを、夕方まで見なかったりする
食べる大人に食べるこども
あそぶこどもに見守るおとなやおねーちゃん
決め事なんてなんにもなかった
だけどちゃんと役割があったり、だれかがだれかを見ていてくれたりする
自然な流れで足りない穴を誰かが埋めてくれて、さらに足りなければまた誰かがいく
はじめましての人もいるのに、そんな「信頼」のうえに成り立つような空気になれる
信頼を得たり感じたりするのに、そこに使われる時間の長さなんて関係ないのかな?
ここに来て一年半のうちに何度も会って話した仲間が多かったことで、その空気にはじめましてを包みこむことができたのかな?
「やっぱり空気か」
固まってしまって閉じる空気じゃなく、「みんなでしあわせになろうよっ」ていう開いたみんなの空気がいちばんか
晴れた空と流れる水と、火があって木があるこの場所に、そんなみんなが集ってくれて、そして最高なときを過ごせたことありがたいよ
そんな最高なときは何度でも味わっておきたいものだから、またこれからも餅つきをするよ
何度もついて何度でも深まろうよ
「世界」と「わ」を広げさせておくれよ
🔴いつでもとうぞ鍵ないから
「じゃあまたね」
そう言ってから一時間経ってもまだいる
ハマったこどもを動かすのは大変だ
親にも事情はあるし、帰らなければいけないときがあるのかもしれない
でもこどもはやっぱり遊んでいたい
そんなときはいつでも置いていってね
こどもだけでも大人もいっしょにでも
いつでも泊まって大丈夫だから
何日でも何人でも泊まっていいからね
うちとしてもこども同士で遊んでくれてたほうがずっと楽だからさ
家も場所も鍵もないし解放してるよ
だからいつでも好きに使ってね
「あー、ゆっくりひとりになりたいなあ」
そんなおとうさんあかあさん、いつでもうちに連絡くださいよ
うちは一切の遠慮なしでよろしくね
さあ引きつづき今日も晴れてるね
たのしく今日もパァーっとやろうよ
ではみなさん今日もめでたいいちにちを
昨日はほんとうにありがとう
五穀豊穣 子孫繁栄
大安吉日や さかいひろし
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