🔴いつも大安吉日224　〜どこにたのしいポイントがあるのかな？〜

【どこにたのしいポイントがあるのかな？】

一日の中にはいろいろなことがある
いろんな想いやアイデアも湧いてきたりする

ぼくは毎朝少し早起きをして、この「いつも大安吉日」を書いている
下書きもイメージもなく朝起きてから書く

朝めしに何を食ったか、夜はなんだったか、覚えてない人っているでしょ？
あれと同じで何もしないと忘れるから、ぼくは「ひとりライングループ」を活用している
メモのように気付いたことを書いて、あとは「ピーン」とラインすればよし
よく使うラインだから、メモの存在が目に入ってくる機会はかなり多い

思いついたまんまの言葉
そのときの感情そのまんま
ときにはアツい言葉なんかも心のままに

昨日はそれを全部すにちゃんに送ってた
「あちゃー」ってな感じになりました

🔴こどものネタは切れない

友達が学校で育てたかぼちゃをもらってきていたそうげんは、朝から何やらやっていた
上の方をフタのように切り、中の種やワタを取り出して、さつまいもや塩を入れている
それをストーブに置いたセイロで蒸していた

朝からシャレたものを作って食いやがる

食って遅刻していったそうげんの少しあとを追って、ぼくも学校に出掛けた
学校にタイヤ飛びを作る日だったんだ
少し前に地元の人が重機で穴を掘ってくれて、おっきなタイヤも用意してくれていた

時間を少し過ぎると、遊具委員会のこどもたちを中心に集まりはじめた

保護者のサポーターも何人かいる
ヘルメットにつなぎと長靴で、スコップを持ち歩く昔のヤンキースタイル
ジャージを羽織ってビーサンの休日スタイル
いろいろなこどもたちがそのまんまいた

おっきな石をみんなで穴に落としたり、一輪車で砂を運ぶこども、現場監督気取りで口だけ参加しているやつもやっぱりいる
細かい隙間にひたすら砂を詰めるおんなの子
重さにやられて一輪車をひっくり返す男子

「タイヤを穴に埋めるだけ」
大人たちはもっと簡単に終わると思ってた
しかしただこれだけの作業でも、たくさんのこどもたちがいるとドラマしか生まれない
ひとつひとつの場面がいちいちおもしろい

雨でも降って地が固まれば完成かな？
現場監督も兼ねていたビーサン休日スタイルの彼は、出来上がったタイヤ飛びの使い方もやっぱり休日スタイルだった

🔴会いに行くことだ

学校には他にもいろんなプロジェクトがある
昨日も学校に行ったときには、他のプロジェクトに参加する保護者がたくさんいた
今年はコロナの騒ぎで会う機会が減っていたので、春から同じ学校にいたのに会えてなかった人にも会うことが出来た
「はじめまして」のあいさつよりも、ずっといっぱい話しをすることも出来た

まだ内緒だけど、ぼくはこれから学校を思いっきり絡めて生きていこうと思ってるんだ
ぼくが学校のさらによくなるための動きをして、それを保護者や学校関係者が喜んでくれて、それがぼくの励みやチカラになって、ぼくはさらに学校をすてきな場所にしていく
そんな循環がだんだん見えてきたんだ

そのためには、この毎日つづけている「発信する意味」と同じように、ぼくが何者で何をしている野郎なのかを知ってもらう必要がある
なんのためにそれをしているのか、想いも行動も暮らしも知ってもらうことが大切だ
それにはやっぱり「生」がわかりやすい

コロナがいつの間にか大前提の当たり前になっていて、人と会うのが少し前よりも大変なことのように思っていたのかな？
でもよく会う人にはほんとよく会うんだ
これは一体どういうことなんだ？
会ったことのない人はいっぱいいるんだ

タイヤ飛びを終えて畑で芋掘りしてたら、「ピンポーン」ってメッセージが来たんだよ
畑メディテーションの恩恵を受けました

「ぼくの行動はパターン化していたんだ」
やっぱり楽だしたのしいんだろうね
気の合う仲間といることが多かったんだ
だからやっぱり会う人には会うんだ
会わない人にはなかなか会えなかった

もっと広くつながりたくて、もっと仲良くなりたくて、もっと学校をみんなのしあわせづくりの場にしたいなら、ぼくはその枠を取っ払わないといけなかったんだ

会えてなかったわけじゃなかった
つながれなかったわけでもなかった
「ぼくがやれてなかったんだ」
会いにいけてなかったし、つながりをつくりにいけてなかっただけだったんだ

「会いにいこう」と思ったんだ

🔴会いに行ってみた

タイミングよく昼に近くの公園で、学校の仲間が集まるピクニックがあったんだ
意識してみると、そこにはたしかにあまり絡んだことのなかった仲間が多い気がした

「まさにそこだったんだ」
あたらしい世界を見られるチャンス
ぼくは枝豆をお土産に公園に向かった

すでにみんなは「わ」になってランチ中
しかももれなく全員おかあさんだった
ぼくは「んっ」と一瞬ちぢこまった
しかし、思いがけずと緊張があるってことは、そこにはあたらしい世界があるってことだ

枝豆が話しのネタになってよかった
けっこうな人数がそこにはいて、初めましてでたくさん話しができた人もいた
去年から仲良かったけど、さらに話したら何やらたのしいことをしている人もいる
この一歩目は大事だし、ここでまた少し距離が縮まったこともとてもうれしかった

余ったお菓子もいっぱいもらったしね

🔴光

見たこともない先のあたらしい世界に持つぼくらのイメージは、なぜだかいつも少し暗い
知らない世界のことを考えると、考えた時間が長くなる分だけ暗くなってくる
そして動けなくなって、知れなかった世界は「暗いものなんだ」という認識になっていく
まだ見たこともないのに

しっかりと振り返えってみると、そんな想いをした記憶が確かにある
でもね、昨日のように「いっちゃえ」って実際に一歩足を出してみたら、すんなり気持ちよく行けちゃったような昔の記憶もある
ネガティブな意識は少し強くて、かき消されちゃうことがあるのかもな

だからなるべく「光」のほうを見ていたい
そっちのほうを意識しておきたい
そしてまたたのしい世界に出逢いたい

🔴今日のたのしいはどこにある？

夕方に芋を掘っていると雨がきた

家の外に出してある芋がやばい
急いで掘った芋をカゴに入れて積みこむ
家の濡れた芋にシートをかけてなんとか凌ぐ
急にバタバタとさせられてしまった
濡れた芋を見て「あー、くそっ」となる

こんなふうにすぐにまた「闇」をみてしまう
ここある「光」はなんだったんだ？
昨夜そのときには光はわからなかった
いまそれを思って書いている
でもあとからだって大丈夫だ
その光を見つける気持ちが「光」なんだ

さて今日はかなり雨だね
雨のおかげさまを探してみようかな

ではみなさん今日もめでたいいちにちを

五穀豊穣　子孫繁栄　
大安吉日や　さかいひろし
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