中医学 #12
以前中医学について学んだので、その時の内容を備忘録を兼ねて紹介したいと思います。
中医学とは中国の医学で、いわゆる西洋医学に対する東洋医学と考えていいと思います。
西洋医学は身体が悪くなった時に、その箇所を直接薬や外科手術などで治すのに対し、東洋医学は人間が本来持ってる力を利用して身体が悪くならないようにする予防医学的な感じだと思います。
ですので、中医学では普段の生活やその習慣、食べ物や飲み物などの普段口にする物がどういうものか、そういったことを重視してる感じです。漢方などもその一種じゃないかと思います。
中医学的観点から「してはいけないこと」を学びましたので、紹介します。それは次の3つです。
①身体が冷えること、冷やすこと
②身体が乾燥すること
③ストレスを感じること
イメージとしては、身体を固まらないようにする、柔らかくする、という感じでしょうか。
①〜③はいずれも身体が固くなるように作用するもので、確実に死に近づく(老化する)行為だそうです。
朝起きて水を飲むとしたら、冷えた冷たい水ではなく、白湯を飲んだ方が身体には良いとのこと。
日本ではお店に入ると氷入りの冷たい水が出てきますが、美容大国の香港では温かい水だそうです。
また、身体の乾燥を防ぐためには、水を多く飲むことが大事だそうです。
赤ちゃんの身体の80%は水分だそうですが(あの瑞々しさはそのためです)、人は年齢を重ねるごとにその水分がどんどん失われていきます。そのため水分を補給する必要があるそうです。
人は通常喉が渇いた時に水を飲みますが、その時点では既に水分を欲している状態なので、それでは遅いとのことです。喉が乾く前に水分を補給しましょう。
ストレスについては、特に人は、他の人の言動に対してイライラし、ストレスを感じることが多いですが、その時はこう考えるといいようです。
「この人の行いのために、自分は寿命を削っている」
こう考えるとイライラすることがバカらしくなりますよね。
いずれにしても、イライラしてストレスを感じた時は、鼻から息を吸って、口から大きく息を吐く深呼吸を何度か繰り返して、心身ともに柔らかくなるイメージを持つといいようです。
上記の中医学を学んだのは、楊幸子先生です。興味のある方は先生のブログや書籍をご参照ください。