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#小説
読書と戯言「おいしいごはんが食べられますように」:おいしいとふつうは似ている
昔から食べることにあまり興味がない。
食べるよりも寝る方が好きだった。
寝たすぎて両親の「ご飯食べないの?」を数多の狸寝入りで誤魔化した。
おかげでどこに出しても恥ずかしくないもやしっ子になってしまった。
いろんな人に「ちゃんとご飯食べてる!?」と聞かれる。自分基準では食べている、つもりである。
味を感じたり、ストレス発散のための咀嚼に勤しんだりするのは好きだ。
なので、調味料に糸目はつ