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ストレングス・ファインダーは視野・視座を広げるためのきっかけの一つ
ストレングス・ファインダーの結果を見て、どう活かせばいいの?
「ストレングス・ファインダーの結果を見て、どう活かせばいいのかわからない」そんな経験ってありませんか?
オンライン才能テスト「クリフトンストレングステスト(旧名称:ストレングス・ファインダー)」を受検すると、受検者ごとに個別に作成されたレポートとガイドが提供されます。
レポートやガイドに記載された説明を読むと、「えっ、なぜ分かるの?これ、まさしく私のことじゃない?」とポジティブに受け止める方もいれば「これは確かに私のことを言い当てているけど、でも…」とネガティブに受け止める方もいます。また、「えっ、これ、本当に私のことなの?あんまりピンとこないけど…」と説明が納得がいかない方もいます。
私自身はストレングス・ファインダーの結果はかなりポジティブに受け止める事ができた方です。しかし、ネガティブに受け止めてしまった方、説明が腑に落ちなかった方にとっては、テストを受けたことで、新たな悩みを生んでしまい、苦しい思いをすることになる方もいます。
ストレングス・ファインダーのレポートやガイドは、何十年にもわたるストレングス・ファインダーの研究データや質問に対する受検者の解答結果からシステムが生成する精度の高い仮説のようなものです。
レポートやガイドは、「視野を広げるヒント」や「新しい気づきを得るきっかけ」として活用するのが大切です。
そうすることで、自分自身をより深く理解することができます。
例えば、私はストレングス・ファインダーの「学習欲」という資質が1位です。
あなたは学ぶことが好きで、最良の学習方法を本能的に知っています。情報を選び取って素早く吸収し、継続的な学習を自分に課す生まれつきの能力で、常に最先端の情報を獲得することができます。
レポートには「あなたは学ぶ事が好き」とありますが、私は確かに学ぶ事は好きだと思います。でもどんなことでも学びたい訳ではありません。
そこで、「自分は確かに学ぶのが好きだよな」という単純な解釈で終わらせるのではなく、例えば
どのような学び方が自分に合っているのかな?
自らの意思で学んだ事って何だろう?
嫌々学んだ事って何だろう?
これまでで一番好きだった学びは何だろう?
学ぶ時に大切な事は何だろう?
このような問いを立てることで、「学ぶのが好き」という言葉の奥にある「本当に好きなこと」「大切なこと」などについて考える機会を作ることができます。
ストレングスファインダーを受検すると、テストの結果として自分の才能や強みをレポートやガイドで示してくれますが、大切なのは「結果」そのものではなく、結果を通じて自分自身を捉え直す「視野」や「視座」を得ることだと思います。
レポートやガイドの結果を鵜呑みにするのではなく、そこから、自分自身と向き合う事が重要だと思います。
自分自身と向き合う事が難しいなという方へ
自分一人でレポートやガイドを見ながら「本当の自分」を客観的に理解するのは、意外と難しいものです。
なぜなら、自分の思い込みや先入観が邪魔をして、客観的に強みを活かす視点を持ちにくいからです。
こうした時にコーチングを受けることで、自分では気づかなかった可能性を見つけることができます。
特に無意識の思い込みは、自分でも気づきにくいため、無意識にそこを避け、自分にとって都合の良い解釈をしてしまう事もあります。
このような時、コーチングしてもらうのがオススメです。
ストレングスファインダーのテスト結果を踏まえて、自分の才能や強みについて考えるのであればGullup社認定ストレングスコーチにコーチングをしてもらうのがオススメです
※これ、宣伝的ですがお許し下さい。
ストレングス・ファインダーとクリフトンストレングスの表記について
オンライン才能テスト「クリフトンストレングス」を提供している米国Gullup社は2015年にテストの名前を、クリフトンストレングス・ファインダーからクリフトンストレングス・テストに変更しました。
しかし、日本ではストレングス・ファインダーの名称の方が認知が高いようなので、この記事ではあえて、ストレングス・ファインダーで記載しています。