受験に臨む人に伝えたいこと
受験に失敗した経験はありますか。私はあります。
高校受験の時でした。頑張って勉強したけれど志望していた当時の高校受験に合格することができなかったんですね。
その時はかなりショックで、お先真っ暗という感じで、なかなか立ち直ることができませんでした。
頑張ったら頑張っただけ不合格の時のショックも大きいと。
そういう経験をされている方、実は結構多いのではないでしょうか。
1.不思議と不合格でショックを受けなかった経験
一方で私は大人になってから、大人が学ぶために入る学校への受験にも挑戦したことがあるのですが、
そこでも私は持ち前の真面目さで必死に頑張って試験に臨んだのですが、
結果は残念ながら不合格。私の頑張りが認められることはありませんでした。
ただその時に私が感じたことは、学生時代の自分が感じたようなショックではありませんでした。
「あぁ、私とは縁がないということだったんだ…」と、その事実を冷静に受け止めることができたんです。
負け惜しみとかそういうレベルの話ではないです。本当にそういう気持ちがしたんですよね。
2.実は不合格は有意義な経験
同じ頑張った末の不合格であったにも関わらず、学生時代の私と大人になってからの私とで何が違ったのだろうかと考えてみますとね。
「相手が正しいということが前提となっていたかどうか」ではないかと私は思うんです。
高校受験に挑戦する中学生当時の私にとって、学校での生活は人生のすべてと言っても過言ではない価値観にありました。
学校選びで失敗することは、人生で失敗することに等しい感覚です。だからこそ不合格になったときに打ちひしがれていたわけです。
ですが、これは学校でのいじめで悩む人達にも通じるメッセージですが、「学校という世界は、あなたの世界のすべてではありません」
たとえあなたが小学生、中学生、高校生であったとしても、です。
しかしそうした学生当時にはその事実にとてもではないですが気づくことができないのです。
ちなみに私は学生時代、いじめられた経験もあるのでわかるのですが、
いじめられている最中は逃げ道がなく、出口のないトンネルが永遠に続くように感じられてしまいます。
しかし実際には、学校を変えたり、学校以外の場所で学ぶという選択肢も存在するのです。いざとなればそういう選択肢を自ら選ぶことだってできるのです。
受験に関しても同じことが言えます。不合格の結果、私は別の地元の高校に通うことにはなりましたが、
その高校に通ったからこそ学べたことも多かったです。人生の道がそこしかないと思い込んでしまうことは大変もったいないことなのです。
自分の人生の選択肢は無限に広がっていて、その選択肢をつかみとるのは常に自分自身だということを当時の私に教えてあげたかったですね。
それを踏まえて、大人になってからの私が受験に不合格になったにも関わらず、冷静に受け止められた理由を考えてみますと、しっくり来るのです。
その学校に入学して勉強するというのは、人生における無数の選択肢の一つです。
別にその学校に入らなくても私は他の方法で生きていけることを私は知っています。
そして頑張ったにも関わらず試験で合格できなかったということは、その学校の運営方針と私の考え方には合わない部分があったということです。
そして試験によってその不適合が明らかになったという言い方もできるでしょう。
それならば私は別の方法で自分のビジョンをかなえるために行動していけばよいということになるわけなので、
自分の進むべき方向が一つ示されたという点で不合格は有意義な経験だったと思えたわけですね。
3.不合格を恐れずに行こう
繰り返すようですが、高校受験不合格で失意に満ちていた自分にこの言葉を伝えることができていたら、
もっと前向きに青春時代を謳歌することができていたかもしれないなぁと今振り返って思います。
でも過去の自分に伝えることが出来なくとも、これから何かの受験に挑む人には伝えることができるかもしれません。
偶然この文章を読んでくれた受験生の方が、心置きなくチャレンジに臨んでくれることを願っていますね。
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