不動産投資に興味があるなら
筆者が起業する前に、『起業や独立をするなら、サラリーマンのうちに不動産をローンで購入して、クレジットカードを作れるだけ作った方が良い!』なんてある先輩に言われた事があります。結果筆者も今ならそう思います。
不動産投資はマンションを購入して、使いたいと思っている人に貸し出して、家賃収入を得ます。不動産を購入するお金を出した代わりに、毎月家賃で利益を出していくシステムです。投資方法には大きく2種類あり、ワンルーム投資と一棟買いです。ワンルームはマンションの一室を購入して、貸し出します。一室だけ買うことになるので購入代金や維持費の負担も減ります。一棟買いはマンションをまるごと購入して、様々な人に貸し出すパターンです。購入代金は高くなりますが、家賃収入が多くなるのが良いところです。
また投資するときに欠かせないのが、資金です。不動産の購入や管理にはまとまったお金が必要となります。お金がないと投資するのは難しいと考えがちですが、条件が揃えば住宅ローンを組んでお金を借りることも可能です。物件を買うときに使えるローンが「アパートローン」です。最近では投資物件に対する融資も環境も厳しくなっており以前より融資獲得のハードルが上がった事は事実です。とわ言え融資は受けられますし、投資物件においては最近では三井トラストローンが比較的融資もおりやすく、様々な物件に融資している様ですね。当たり前ですが、サラリーマンや公務員など安定した収入がある人が審査に通りやすくなってます。審査時には不動産の担保価値や申し込んだ人の年収や年齢、職業も重視されます。逆に物件の評価価格を重視してみてくれる金融機関もあります。
建物を選ぶときには、将来的な利益を考えて決めることも大事です。そしてまずは物件の収益力を示す利回りを計算します。利回りは表面利回り(グロス)、ネット利回りがあり、表面利回りは年間の家賃収入の総額を建物の価格で割り出したものめす。利回りが5%の場合は、物件の価格の5%の利益が出るということになります。ネット利回りは表面利回りに経費を加えたものです。経費は管理費や積立金、何らかの業務を委託した場合の費用などになります。表面利回りに経費を加えるので数字は低くなりますが、リスクを考えるときに役立ちます。正確な検証をするにはIRRやNPV,ROIなどの指標も考慮しないといけないんですが、今回はそれ以前のざっくりとした説明という事をお含みおき下さい!
不動産投資を始める前にはどんな目的でやるのかをきちんと考えて、投資をすることで得られるメリットやデメリットも考えて始めることが大切です。不動産会社や投資をサポートしてくれるサービスも利用して、時間を掛けて準備することも失敗を減らすポイントです。不動産投資はすぐに利益を出そうとせずに、年単位で中長期的に考えるようにしましょう。投資においてどれくらいで回収出来るかというのは非常に大切です!では。