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「特別で親密」

「私、異性に高級な下着を贈ったの」と言われて想像する言葉とは‥

‥特別、とか親密、とか?

実は最近私、特別で親密な経験をしました。

ええそうです、父に6000円の「クッションパンツ」という下着を4枚購入。計2万4千円。

この下着、大腿骨の部分にポケットがついていて、クッション(と言ってもそれなりに固さがあり、強いて言えばプールで使うビート板みたいな素材)を入れられるようになっていて、バランスを崩して転んでも、物理的に衝撃を予防しようというもの。父の施設のケアマネさんが探してくれて、どうでしょう自己負担にはなっちゃいますけど予防にはなりそうですと提案してくださいました。世の中いろんなものがあるんだなと感心します。

私にとって下着の相場はユニクロや無印良品なので、パンツ1枚6000円って言ったら目が飛び出さんばかりの金額です。そして洗い替えも必要だからと4枚購入‥介護保険もこういうのは利用できないから全額自己負担。ぐはっ。これは‥特別で親密なプレゼントなのよ、だからウキウキするのよ‥と呟きながら振り込み。

これで父のケガが少しでも防げるなら、また転んでしまった時にスタッフの皆さんが「すわ骨折?!」とギョッとすることが少しでも減るなら、みんな幸せです。

もちろんこれで骨折が完全に防げる訳ではないことは重々承知です。でも、ちょっとでも安心できるならぜひということで導入です。父も特に抵抗なく着用しているようなので、よかったよかった。

そして私は特別な体験も父からプレゼントしてもらったってことで‥。

さー今年はどんな特別な体験ができるかな?

#認知症
#一人っ子
#note書き初め

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