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そして、手術後~麻酔の後遺症と、しくじって再処置をした話

こんにちは。
前回の記事で、「子宮頚部高度異形成の手術」を受けたという話をしました。

今回は、その後日談です。

↑前回の記事です。
まだお読みでない方は、こちらからどうぞー。

さて。

「退院後1か月は、なるべく安静にしていてください」

と、医師に言われていました。

まぁ家事はこなしましたが、それ以外は言われた通り、安静にしていました。
ちょうどリオオリンピックの時期だったので、一日中競技の中継を見て過ごしました。

動きたくても、動けない理由がありました。
それは「麻酔の後遺症」です。

手術の時の麻酔は、「硬膜外麻酔」というものでした。
腰椎、つまり腰の骨と骨の間に麻酔注射をし、下半身を麻痺させる、というものです。

術後、

「髄液が下がるから、しばらくは起き上がると頭痛になるかもしれません」

とは言われていましたが…
これほど頭痛が辛いとは。

寝転がっていると、何ともないのです。
座ったり、立ち上がったりすると、頭が痛い。

この痛みは、1週間くらい続きました。

手術の後、1週間たって…
術後の経過観察のため、診察に行きました。

私の場合は回復せず、膣からの手術だったので、予後は非常にラクでした。
とはいえ、術後しばらくは出血が続いていました。
これは、正常な症状です。

「うん、傷跡もだいぶきれいになってる。もう少ししたら、出血も止まると思います。再来週の診察で何ともなければ、湯舟につかってもOKですよ」

医師が、私のアソコを見ながら言いました。
おお、順調順調。

そして、術後3週間が経って…
ふたたび、診察に行きました。

医師は例によってアソコを見ながら、

「もうお風呂に入っても大丈夫ですよ」

と言いました。

「出血、止まってます?」

「うん、もうだいぶ止まってるね」

おおおおお。
だいぶ回復してきた!!

湯舟につかっても大丈夫、ということは…
おそらく、エッチをしても大丈夫。

私はそう解釈しました。

「だいたい3週間から1か月で、湯舟につかれるようになります。そのあたりで、全快といっていいでしょう」

と、事前に聞いていましたのでね。

術後3週間。
ずっと夫に禁欲させていたので、私は気がかりで仕方がなかったのです。

今なら手で抜いてあげますが…
5年前、その発想はありませんでした。

おそらく夫は、自分でどうにかしていたのでしょう。
後々、そのことを聞いてみると、

「まぁ…うん、それなりに」

という答えが返ってきました。

私は夫が自分で処理することが、我慢ならないのです。
なんたって、元プロですから!!!

そして、いよいよ。
久しぶりに、夫とエッチをしました。

それまで、3週間も空いたことはなかったので…
妙に新鮮だったのを覚えています。

しかし。
それがいけなかったのです。

出血が止まっていたと思われたアソコは…
再び出血が始まりました。

すぐに止まるだろう、と思ったのですが、3~4日ほど続きました。

やばい。傷口が開いたんやろか。

あわてて、婦人科を受診しました。
その日は担当医がいなかったのですが、仕方ありません。

診察をしてくれたのは、担当医よりは年上の女医さんでした。

「あー、ちょっと開いてる。ひょっとして、夫婦生活した?」

単刀直入に聞かれました。

「はい…」

そう答えるしかありません。

「これ、レーザーで止血しときますね。もうしばらくはガマンしてください」

…穴があったら入りたかったです。
正直。

女医さんは、慣れた手つきで傷口を処置してくれました。
肉の焦げる臭いが漂いました。
ちなみに、処置の痛みはありません。

それから1週間ほど経って、ふたたび経過観察。
そしてようやく、「全快」のお墨付きをいただいたのです。

その後、定期的に検査に行っていました。
3か月後、半年後、1年後…

2年後あたりから、検査をサボるようになりました。
行かなアカンなーと思いながら、面倒で。
(本当は行かないとダメです)

そして、昨年末。
別の診察で婦人科に行ったとき、ようやくガン検査を受けました。

結果は、異状なし。

今後は、定期的に検査に行こうと思っています。

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中岡 はじめ
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