ヤモメさん(夫)に対する愛着
モフ虫さんの記事に、私は思わず「それな!」と深くうなずきました。
モフ虫さんは、この記事でご主人に対する「想い」を、淡々と語っていらっしゃいます。
淡々と、ですがその文章には、私と同じく「夫が大好物」の匂いが漂ってくるのです。
以下、ご紹介しながら書いていきます。
はい、ヤモメさんもそうです。
とにかく自分が大好き。
ヤモメさんは、少々ナルシストのケがあるのか…
鏡を見るのが好きです。
そして鏡を見ながら、眉を整えたり鼻毛を抜いたりしています。
「マメやなぁ」
と私が言うと、
「いや、まがりなりにも俺は『店長』やで?その店長が、鼻毛伸びたままで『いらっしゃいませ』とか言うてみ?一瞬でイメージダウンやろ」
とヤモメさんは言います。
まさに、ヤモメさんも同じです。
見え見えの「カッコつけ」なんですが、いきなり取り繕います。
カッコつけ切れていないんですよ。
結局3枚目に仕上がるので、見ていて飽きないです。
職場のお客さんからも、
「店長は真面目な顔して面白いなぁ」
と言われるくらい。
わかります。
使い込んだ文房具。
新しいものは、それなりに良さもあるんでしょうけど…
手になじんだ感触、というのは捨てがたい。
文房具に例えるのはすごい、と思いましたね。
私はヤモメさんと関係が始まった頃、大いに悩みました。
ヤモメさんは自分の考えを伝えるのが、とても苦手な人です。
だから私は、ヤモメさんが何を考えているのかわからない。
私が告白した時は断っておきながら…
私が近づくのを拒否しない。
悩みましたね。
(余談ですが、この頃の私の懊悩を救ってくれたのが、短歌でもあります)
ですが、何だかんだでヤモメさんと過ごして13年が経ち。
ヤモメさんは、
「はじめが居なかったら、困る」
と言います。
少なくとも、私はヤモメさんにとって、必要とされているようです。
そうなんです。
私が最も「それな」と思ったのが、この部分です。
替えのインクの番号を覚えるくらい、ヤモメさんに対しては愛着を持っているのです。
そして小言、愚痴、ニコニコ聞くのです。
ヤモメさんは、けっこう「面倒くさい」人です。
職場のストレス、愚痴、すべて私にぶつけてきます。
まぁ私は、職場ではヤモメさんの部下ですから…
ヤモメさんの大変さも、実際見てわかっているわけです。
だから、仕事の愚痴もよくわかるし、ふんふんと聞いているのです。
…でも。
時に愚痴の矛先が、私に向かうことがあります。
ええ、ストレスによる「八つ当たりモラハラ」になるのです。
そういう時、たいていヤモメさんは酒を飲みすぎています。
なので私は、そのような状況になると、逃げます。
自室に逃げ、パソコン三昧の時間を送ります。
もっともヤモメさんは、酔いがさめると「言い過ぎた」と自分でわかっています。
私もそれを知っているので、ヤモメさんを責めることはしません。
何事もなかったかのように、日常に戻るのです。
もうほんと、その通りですね。
そこにヤモメさんがいてくれるだけで、それでいいのです。
うちのヤモメさんも、その通りなのです。
ヤモメさんは、自分がやりたいこと(彫刻)をしています。
今でこそ、私はnoteという「時間」を持てました。
ですが、かつてはヤモメさんが彫刻をしている間、一人寂しくリビングで呑んでおりました。
ええ、寂しかったですね。
なのに。
たまにヤモメさんが、彫刻を休む日があります。
そんな日、私がnoteに熱中していると…
ヤモメさん、ちょっと不機嫌なんですよね(笑)
少々めんどくさいなぁ、と思いながら、ヤモメさんの相手をするのです(笑)
モフ虫さんのコメントに、
と、ありました。
もうほんと、それなんですよね。
そんな私は、職場で
「だめんず製造機」
と呼ばれております。
世話を焼きすぎて、男をダメにするらしいです。
ちなみに、本文中の「ヤモメさん」については…
こちらをご参照ください。
夫とのこれまでを、短編にしてみました。
気ぃついたら、2045文字。
酔っぱらっても、これだけ書けたというね。
焼酎コーラ割、飲んできます。
ヤモメさんは仏像彫刻なう、です。