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洋書のジャンルと読みやすさの関係
以前洋書の読みやすさレベルについて以下のような記事を書きました。もうひとつ読みやすさを左右するものとして、ジャンルによる違いがあると思っています。今回は、これまた個人的な感覚ですが、読みやすいジャンルと逆に読みづらいと感じるジャンルを紹介します。
探偵モノはとても読みやすい
探偵モノはとても現実的なお話です。これをこうしたら→こうなる、という原因と結果が想像できるため、多少わからない単語があったとしても私達の今までの経験から次に起こること(結果)を想像して補完しながら読みすすめることができます。
ですので読みやすいジャンルだと感じています。
またアガサ・クリスティやアーサー・コナン・ドイルなど同一作者の本も多いため、作家読みをすることで更に読みやすくなること請け合いです。
学園モノは読みやすい
児童書やヤングアダルト作品に多い学園モノも読みやすい部類に入ります。現実的なので想像しやすく、テーマもいじめや恋愛などの人間模様が多いので特別な専門用語が出てくることもあまりありません。
海外が舞台の作品になるので、日本の学校との仕組みの違いや文化の違いで、理解できない点が出てくることもあるかもしれませんが(ダンスパーティーやフラタニティ、ソロリティなど)、海外ってこうゆうもんなんだな、と軽く流してしまっても大きな影響はないと思います。
病気モノは読みづらい
ジャンルと言っていいのか微妙ですが、病気や障害がテーマになっている、もしくは主人公がそのような状態であるストーリーは読みづらく感じました。その理由は、ボキャブラリーの問題です。病気や症状、臓器の名前など、専門的な語彙については、学校の英語教育では習ってきていません。ですのでなかなかサクサクと読みすすめることができません。
もしかしたら、医療用語に詳しい方なら読みやすいのかもしれませんね。
ファンタジーはとても読みづらい
某魔法使いの学校やら、某動く城など有名な作品のファンタジーなら楽しく読めるんじゃないか、と思われるかもしれませんが(私がそうでした)、ファンタジー小説はとても読みづらかったです。
なぜかというと、知らない単語がよく出てくる!調べてみても出てこない!という、造語が使用されていることがあるというのがひとつの理由です。さらに、実際に存在しないものたちや世界観も英語学習者を混乱させる要因。わからない単語や言い回しがあったとき、「これってこういうこと?」という推測がしづらい、もしくは推測したとしてもそれが突拍子もなさすぎて合っているのか分からない、という状態に陥ります。この「想像できない展開」というのが現実的な探偵小説とは違い、ファンタジー小説を難しく感じさせる大きな要因と考えます。
まとめ
私自身、読む洋書のジャンルが偏っているのでその他多くのジャンルについて紹介出来ていませんが、探偵モノは読みやすい、ファンタジーは読みづらい!ということを知ってもらえたらいいかなと思います(◍•ᴗ•◍)
また気づいたことがあれば追記していきたいと思います。
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