英語多読 GR本で面白かったもの
GR以外のイチオシの洋書は「おすすめの洋書」のnoteでも紹介してますのでよろしければそちらもご覧ください。
GR系の本はどれも似たようなイラストで背表紙にも特徴がないので、図書館や書店で選ぶとき意外に悩んだりしませんか?いわゆる「ジャケ買い」ができないというか。。
私はGRの本を選ぶとき、口コミを参考にして読んでいました。迷ったときの参考になればと思い、GR系に絞って、読んでおすすめしたいと思ったタイトルを紹介します。
Emil and the Detectives
読みやすさレベル:YL3.0
語数:13158語
財布を盗まれた子供が、友達たちの力を借りて犯人を捕まえるお話。子どもたちがわちゃわちゃと頑張っている姿が頼もしくて、続きが気になってどんどん読めます。
レベル3で、こんなに易しい英語で書かれているのにストーリーがしっかりと楽しめるのがすごい!と思えた作品です。読後感はとてもスッキリ!です。
The Hound of the Baskervilles
読みやすさレベル:YL3.6
語数:19330語
シャーロック・ホームズが本当にカッコイイ。それに尽きる。
レベル4にしては、かなり読みやすかったと感じました。でも話の長さも十分あり、読み応えもバッチリ。GR系ではシャーロック・ホームズのシリーズがいろいろ出ていますが、物語を深く楽しむために短編集より長編がおすすめです。
Notting Hill
読みやすさレベル:YL3.3
語数:13451語
映画「ノッティングヒルの恋人」のリライト版です。昔映画を見たことがあったので楽しく読めました。ヒュー・グラントかっこよかったなぁ〜と頭の中で映画のシーンを思い出しながら。読んだあとはまた映画が見たくなること間違いなし!です。
映画の内容がうろ覚えだったせいか、GRだけど映画の内容を補完してくれたと感じました。ぜひ映画と一緒にどうぞ、な作品です。
All I Want
読みやすさレベル:YL4.9
語数:24318語
軽めのラブコメでサクッと読めます。ブリジット・ジョーンズのような雰囲気でとっても楽しく最後まで読めました。GR系はあんまりラブストーリーがないので貴重な一冊。Cambridgeの本はすべてオリジナルストーリーなので、原作モノ以外が読みたいときや、ラブコメで楽しい気分が味わいたいときにはぴったりです。
Chemical Secret
読みやすさレベル:YL3.2
語数:10150語
タイトルだけ見ると化学系なニオイがプンプンするので敬遠してしまうかもしれないですが(自分はそうでした)難しい話ではありませんでした。会社に命じられて、環境に重大な影響を与える行為を働いているお父さんのお話。正義感の強い娘との関係もうまくいかず、お父さんがいたたまれない。
楽しいと感じるようなお話ではありません。若干ホラーちっくで暗い印象のストーリーなのですが、考えさせられる内容で、どんどんページをめくらされます。
感動物語ではなく、ダークで読み応えのある大人な作品です。