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Trustfulだからこそ自分の課題に真摯に向き合えると感じた、LayerX相互フィードバックの紹介
こんにちは、バクラク事業部 DevOps チームの多田(@tada_infra)です!
早いもので前回の記事を出してから8ヶ月以上経っていて驚きを隠せません…
今回の記事は、10月から始まっているLayerX 2022アドベントカレンダー(概念)、33日目の記事です。
前回は Satoko_h さんの「どこへ行く?どう進む? LayerX羅針盤と経理とバクラクのはなし」という記事でした。経理業務と羅針盤との繋がりが垣間見えるお話で、自分はエンジニアチームなのでこうリンクするのかと知ることができました。
次回は、同じチームの civitaspo さんにバトンを繋ぎます。お楽しみにしててください!
この記事では今回のアドベントカレンダーのテーマである LayerX羅針盤 の中からすごく感動した取り組みの1つである「トラストフルフィードバック」について書いてみます。
トラストフルフィードバックとは
トラストフルフィードバックとは、下記のページにもありますが、半期に一度自分がフィードバックされたい相手の指名を含めた3~5名から、フィードバックを受けるという制度です。『記名で』『評価期間外に』というのがユニークな点かと思います。
まさに記事執筆時点がフィードバックの期間で、自分も対象者の方への日頃の感謝やこうすればもっと良くなる!といった観点でのコメントを書かせてもらっています。
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トラストフルフィードバックの所感
自分は今年の3月に転職して5月に初めてフィードバックを受けました。この時の自分は転職したてで、まだまだ業務に慣れない中とはいえ、自チームやプロダクトチーム、Biz チームのみなさんに貢献できているかとても不安に感じていたのですが、フィードバックの内容を聞いて少し不安が払拭されました。
下記の画像がフィードバックの一部なんですが、当時の自分にとってこれほど背中を押してくれる言葉をかけてくれる人たちがいるのか、そして入社間もないのにカイゼンのコメントまでもらえたことに感動しました。自分自身こうしたほうがいいと漠然と考えていたことが客観的な意見をもらえて、向かう方向性が間違ってなさそうと確認できた瞬間でした。
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フィードバックに対してアクションを決めてカイゼンを行なっていくまでが一連となっているのですが、自分のアクション例をご紹介します。
5月のフィードバック後のアクションの一例
フィードバック前は既存システムアーキテクチャや運用フローを理解することに注力してて、意識として自チーム以外の貢献度が薄かったです。そのため、フィードバック後のアクションの一例として、プロダクトチームの開発に役立つ、お客様のプロダクト体験に関するメトリクスを集約したダッシュボードを提供するということを行いました。
下記のブログにも記載した Datadog にプロダクトごとのユーザー体験に関する指標を集めて提供しました。提供後、プロダクトチームから普段見えていなかったものが見えるようになって良かったとコメントをもらえたので、一定の貢献ができたのかと感じています。
この他にも現状の運用の課題から今後やるべきことややったほうがいいことをタスク化、実運用に持っていけた取り組みがあったのはフィードバック後のアクションまで具体化したおかげでより意識できたことでした。
フィードバックの根底にあるリスペクト
この取り組みの根底には行動指針の「Trustful Team」があり、各人がプロとしてお互いにリスペクトし、言い辛い事もその人やチームの未来を考えてコミュニケーションをしようというのを感じます。
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これまで所属してきた会社でもいわゆる360度評価として普段の感謝を伝えることをしてきたりされてきたのですが、言い辛い事は言えてなかったですし、事なかれ主義になっていたなと振り返って思います。あの状態だったらプロフェッショナルで強固な繋がりのあるチームにはなるのは難しいなと、トラストフルフィードバックを通じて感じました。
こういった文化や取り組みを継続するためにも自分自身が事なかれ主義ではなく、普段関わりのメンバーに対してリスペクトを込めてフィードバックしていかなければと、今期のフィードバックを書きながら改めて思ったのでこの記事を書かせていただきました。
最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。羅針盤にある、「トラストフルフィードバック」に関する記事でしたが、いかがでしたでしょうか?
自分の記事以外にも羅針盤に関する記事がアドベントカレンダーで出ていますので、気になった方はこちらからぜひ見ていただけるとありがたいです! また、詳しく話を聞いてみたいなと思っていただけたらぜひカジュアル面談でお話させてください。
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