【スタディツアー@壱岐島】大人がまなべ楽しめる島
1.そもそも壱岐島とは
壱岐島とは、長崎県の離島で福岡からジェットフォイルで1時間で行けます。東京からも5時間あれば移動できるアクセスに優位性があります。
山手線がすっぽり入る程度の大きさで、
南から北が、17キロ程度、車で30分あれば縦断可能。
麦焼酎の発祥の地であり、SDGsのモデル都市でもあります。
以前、観光地についてまとめたした。
魅力などは、こちらからご確認ください。↓
私自身、複業人材として壱岐を訪問、まちづくりに参画している中で1つの気づきをえました。
それは「人」が素敵であるということ。
地元の方々の、温かさは当然ですが壱岐へ移住された方々がすごい!
今回は、お得なcouponも発行されていることもあり東京からの友人を壱岐島で連れていくことにしました。
2.ヒトからまなぶことの重要性
ヒト モノ カネというフレームワークがあります。
事業を営む上ではどれも重要な観点です。
その中でも、考え方や思考はヒトから気づきをえることができるんだと思います。前章で、「壱岐の方々がすごい!」と記載しました。
離島に移住し、疎遠だった環境で挑戦をするのですから、
思想があるのです。思想とはWHY(なぜ)です。且つ時間軸の長い人生が豊かにするための示唆に富む思想であることが多く、いかに生きるのか?を考える機会になります。
ほとんどの人が1つの会社で、毎日当たり前のような生活をしている中でこれからどうしていこうか?と漠然な不安があったり、マンネリ化が起因となりWHY(なぜ)を忘れてしまうことってあると思います。→これが問題意識
田坂広志さんは3つの真実を語ってくれていました。
大人がまなぶ必要が謳われていますが、日頃の不安やマンネリをという問題を解決し、自分の人生を豊かにすること、が大きな理由の1つではないでしょうか。
自分の人生を豊かにするためには、情報が必要です。しかしインターネットでサーフィンした情報では、人生は豊かにならない。
人の思想に触れて、感情を刺激する必要があると考えています。
ここに、オフラインの価値があります。
大前提、私は本業では週半分は自宅でオンラインにて仕事ををしているので、オフラインの良さも認識をしている身。
だからこそ、相対比較をしたときに脳みそはオフラインで直接その環境でinputした方が、刺激され感情も動きます。
人生という旅のチューニングは、リアルで人の思想から気づきを得ることで実現する。
これが重要な結論です。
3.今回のまなび場の紹介
離島にて挑戦をしている人は思想(なぜ)がある、と記載しました。
これまで長きにわたり発展してきた島という制約がある場所だからこそ「既存の何か、もしくは誰か」とぶつかることもあると思うのです。
だからこそ、進化していく。離島でチャレンジしている人から学べると思う理由は思想(なぜ)を持ってるだけでなく、錬磨される環境にあるからという背景もあります。
今回は大きく3人から学びました。
①行政(SDGs課)
まずはじめに、ご多忙なところ時間を作っていただき、中村勇貴さんに壱岐島とは?の説明をしていただきました。SDGsとは何か?具体的に何をやっているのか?など。
山手線がすっぽり入る程度の島にも関わらず、さまざまな助成金獲得に挑戦したり、外部から人材を活用したり先進的な事例が多いです。
その中でも、若者が住みたいと思い続ける島になることが重要である、
という問題意識をもとに、教育に力を入れているのはとても印象的でした。
まずは島全体を俯瞰し、過去、現状、そして課題と未来に向けた今の取り組み、重要なキーパーソン、施設、などをしることが大事。
今回、参加した友達にも事後で聞くとこの勉強会が思考や意見交換の前提となり良かった、と話していました。何より、中村勇貴さんの島への想い。島生まれ、島育ちだからこその課題感、ジレンマ、などを直に聞くことができたのはとても大きい。
それはなぜか。このような問題意識や課題を把握することが、自分たちには何ができるのか?という問いに変わるからです。
まずは知ることから。
そして何ができるのかを考える。
壱岐が盛り上がっているのは、中村さんのような島が好きだからこそ、数多ある取り組みを遂行する人がいるからであり、私のような外部の人間にも時間を投資してくださるから、です。
経験則、壱岐は高確率で、いい島だね!と思ってもらえます。そういう場所があり、人がいるのはもちろん、伝え方もこだわってるからなんだと考えています。
②壱岐イルカパーク
壱岐のことを理解したあとは、もはや壱岐の重要な観光名所にもなっている壱岐イルカパークへ移動しました。何度も訪問はしたことがありますが、代表の高田さんと意見交換したのは初めてでした。
エネルギー量の多さにまずびっくり。
また、サーファー的な、今目の前の面白いことをやる。そして、違和感を解決していく、ということにチャレンジをしている方で、個人的に生き方が、かっこいい。
高田さんの話を伺うと過去の人との繋がりとそのプロセスから「なぜ」(WHY)を見出すことができます。※詳細は個人情報もあるので記載しません
かつて民間での勤務経験もあり、やり切ってるからこその説得力もあり、はたらく大人が「気づき」を得ることができます。大いに脳みそが刺激されます。重要なポイントは3点で
具体の話題でいうと、島留学のいう制度について。ホストファミリー側の根深い問題点など、何が誰のためにしあわせなのか?を最も大事にしており、
とにかく正面からぶつかっていく。そのあり方と行動に、日頃の自分の悩みが小さく感じます。
よそ者だからこその大事視点だなと共感します。
目の前のことをいかに楽しく、理不尽に向き合う!という軸は、社会変革には大事な思想なのだと思います。
このような実業家が島には必要だと感じました。
③ACB living(株式会社Colere)
昼食として、ハンバーガーを食べた後、
対話会の見学へ。高校生や社会人がサスティナブルな島にするためのプランをプレゼンする場が開催されていました。高校生のときから、島を魅力的にするために思考し、アウトプットする機会があるのは羨ましい。
あとは大人たちが、その内容をカタチにするという環境整備をしなければなりませんね!
終わり次第、Coreleの中村駿介さんにお話を伺いました。こちらも詳細はかけませんが、18ある壱岐内の地区それぞれが、いかにエンゲージを上げることができるのか?(ワクワクするのか?)という研究と実行をしています。
研究を繰り返し、エビデンスを作り、そしてまた展開していく。
私は複業人材としてファシリテートしながら各地区の皆様と対話の機会をつくらせてもらってますがこのようなエビデンスはとても心強いです。
本業がありつつ、移住して会社を創設し、行政にも参画をしながら研究をする、という生き方自体が刺激的ですし、民間人だからこそできるアプローチがたくさんあるのだと思います。
一つのことを定年までやるのだ、という既成概念はもはや古く、あれもこれも、オンラインを駆使しながら、自分のできることをコミュニティを広げながらやる、というのはnextな働き方、生き方です。
4.今後の展開について
簡単に3つの事例を記載しました。
思想を持ち、錬磨され、コミュニティをつくり、自分ができることを、楽しくやること。
それを当事者としてやっている方々にお会いして、情報交換する機会は
大人の不安を払拭し、マンネリを刺激して、活力を生んでくれるのだと思います!
今回参加してくれた、東京の個人で経営している仲間と会社のメンバー2人の感想を伺い確信へ。
これから先は、これまでいただいたご縁を大事にしながら自主企画として、今回のような「人×旅」を企画できないか、など考えています。
目的は、おとなの学びなおしの機会の創出、です。そして、結果的に経済が回るので、地域創生や壱岐の認知度アップにもつながると思っています。行政の皆さんの多忙さをよく知ってるのでフォローにも繋がればいいなと思っています。
もし壱岐に興味がある方は、個別に連絡くださいませ!案内いたします。
複業人材として、新たなロールモデルを作っていきたいと思ってます。(あせらずに)
5.おまけ
「楽しむ」というキーワードが数回出てきていますが、旅行の要素が強いのでとても楽しいです。
サウナは最高ですし
パン🥐屋さんはおしゃれだし、
美味しいし
星は綺麗だし✨
お魚ももちろん美味しい🐟
イルカも見れて🐬
ビールも最高🍺
そこに、素敵な人がいるのです。
ぜひ、興味ある方は一緒に行きましょう。
大人も学べる島、壱岐のまとめでした。
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