絵本が教えてくれた✨とても素敵な天啓✨
『コトリの存在を実感する』
絵本「モリスのコトリ」の物語を何回か読み返すと、自分の心にも本当にコトリがいることを、ある時ふと実感するようになります。
初めのころに現れるコトリはたいていネゴルのほうが多いから、あなたが気づいたコトリがネゴルばかりだとしてもまったく残念に思わないで下さい。
ポポルは現実が楽しくなるときに現れるので、あなたが気づいていないだけで、誰にでもポポルの時はたくさんあります。ちなみに、普段から瞑想や坐禅をしている人以外で、楽しい時に内観している人はあまりいません。だからポポルに気づけないことは普通です。
それよりも、嫌な心持ちのときにネゴルを感じられるほど自分の心を俯瞰できたことを先ずは喜んで、ネゴルの声を冷静に判断しようとする自分をぜひ褒めてください。
ネゴルが何を言ってきても、「この声は私とは関係ない」と意識的に識別することで、自動的に湧き続ける思考をリセットし、心を浄化・活性化させながら、心をコントロールする力を育てます。
『ネゴルを俯瞰して受け入れる』
ネゴルは現状維持、撤退、回避が大好きです。
それはネゴルの個性なので、ネゴルを一つの人格をもつ心の住人として「私」とは一定の距離を置いて接することがとても大事になります。
ネゴルが心に現れたときはできるだけはやく、「私」を意識的に心の森が俯瞰できる少し高い視座に移動させるイメージをするだけで、意外と簡単にネゴルとは一定の距離を保てるようになります。
その高い視座からネゴルを眺めながら、彼の心配症で悲観的、そして強烈な妄想癖は全て彼の性格だから仕方ないのだと割り切れば、手がつけられないと思っていたネゴルも案外面白く、そして愛らしくも思えてきます。
そしてそんなネゴルの言葉全てに対して、ただ愚直に「私」を守ろうとしてくれているだけの、本当はとても心優しい不器用な友達の声だと思ってみてください。
ネゴルが心に現れるたびに
「心配してくれているんだね、ネゴル。いつも助言をくれてありがとう」
と実際に心の中で優しくネゴルに声をかけてあげたら、明らかにネゴルは落ち着きを取り戻します。
そして「わかってくれたならいいんだけどさ…」と気が済んだようにいつのまにかすーっといなくなります。
まだいなくならなければ、いなくなるまで、ネゴルを抱きしめるイメージをしながら、さらに「心配してくれてありがとう」「僕も大切におもっているよ」「君の不安な声を蔑ろにしてごめんね」「君は僕の1番の理解者だね。愛しているよ」と心から寄り添う言葉をネゴルに投げかけ続けてください。
ネゴルはあなたの心に実際にいるもう1人のあなた(別人格)なので、あなた意外に癒すことは誰にも出来ないという真剣さで、ネゴルと向き合うことが肝要になります。
『ネゴルからポポルへ』
このように毎回ネゴルに気づくたび、ネゴルから少し距離を置いて受け入れて、感謝を伝えることを繰り返すうちに、あなたがコトリに気づける感度がぐんぐん育ち、前述のポポルが現れている時(＝楽しい現実にいる時)も、意識的にポポルに気付けるようになります。
ポポルが現れているときとは、とても楽しい今ここの真っ只中にいる時です。
コトリに気づく感度がないころは、夢中になったひと時が過ぎたら、興奮が覚めたあとの楽しかった思い出だけが残りますが、ネゴルを俯瞰しコトリに気付ける感度が高くなると、最高に幸せな「今ここ」の只中に在るときも、自分の心の森を俯瞰してポポルを感じることも普通にできるようになります。
そして今ここの真っ只中で、ポポルと共に在るとき、自然と湧き上がり続ける感謝の世界に包まれます。
それは今ここでまさに自分の命が「歓喜」している状態を意識的に味わっているひとときです。
そこでポポルは言います。
「きみは君のままで本当に素晴らしい。」
「楽しもう、歓ぼう、愛に溢れている今ここを、たくさん味わってごらん。」
「どこまでも、いつまでも、安心して、くつろいで、何を望んでも、何をしてもいいんだよ。この光に包まれていれば全部大丈夫だよ。」
それはまさに私が瞑想しているときに稀に起こる至福のひと時と同じです。
＊
絵本「モリスのコトリ」は私が瞑想している時に降りてきたメッセージと景色を描いたものです。
なので、私自身もこの絵本を何度も読み返して新たな気づきを得続けている不思議な絵本です。
この絵本を手にした全ての皆さんが、ご自身のコトリを見つけ、ネゴルを癒し、ポポルに導かれますように✨ どうか1人でも多くの方の手に渡りますようにいつも祈っています。 🙏😌✨
2024年1月27日
満月後の10天体全てが順行になる日を記念して🙏
浦正拝
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