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唾液を増やして、健康な毎日を!食事と生活習慣の工夫で、若々しいお口を保ちましょう

「最近、口の中がパサパサする」「食事が楽しくない」そんな悩みをお持ちではありませんか?それは、唾液の分泌量が減っているのかもしれません。

唾液は、口の中を潤すだけでなく、食べ物を消化しやすくしたり、虫歯や歯周病を防いだりするなど、私たちの健康にとても大切な役割を果たしています。

しかし、加齢やストレス、噛まない生活などによって、唾液の分泌量は減少してしまうことがあります。

そこで今回は、食事や生活習慣の中で唾液を増やすための工夫についてご紹介します。ぜひ、毎日の生活に取り入れて、健康な口腔環境を目指しましょう!

よく噛むこと、それが大切!

皆さんは、食事の際にどれくらい噛んでいますか?

実は、現代人は昔に比べて、とても少ない回数しか噛んでいないと言われています。柔らかいものが多く、手軽に食べられるものが増えた現代の食生活は、あごの筋肉をあまり使わないため、唾液の分泌が促されにくいのです。

噛む回数が増えると、唾液の分泌が促され、以下のような効果が期待できます。

消化が良くなる: 唾液に含まれる消化酵素が、食べ物を細かく分解し、消化を助けます。
味覚がよくなる: 唾液が味蕾を刺激し、食べ物の美味しさをより感じることができます。
虫歯予防: 唾液には、口の中を中性に戻したり、歯の表面をコーティングして保護する働きがあります。
ストレス軽減: 噛むことで脳に刺激が伝わり、リラックス効果が得られます。
噛む回数を増やすためには、以下の点に注意しましょう。

ごぼう、人参、セロリなどの食物繊維が豊富な食材を取り入れる: これらの食材は、よく噛む必要があるため、自然と噛む回数が増えます。
大豆、昆布、きのこ類、肉なども積極的に食べましょう: これらの食材も、噛み応えがあり、唾液の分泌を促します。
食材をやわらかくしすぎない: 大豆や昆布は少し固めに煮る、ごぼうや人参は大きめに切るなど、少し硬さを感じる程度に調理すると効果的です。
食事の仕方も大切!

食事の仕方によっても、唾液の分泌量は大きく変わります。

スープや汁物は少なめに: スープや汁物をたくさん飲むと、唾液の分泌が抑制されてしまうことがあります。
食事中は水を飲まない: 食事中に水を飲むと、口の中が薄まり、唾液の分泌が減ってしまうことがあります。食事の後に水を飲むようにしましょう。
一口ずつゆっくり噛む: 口いっぱいに詰め込むのではなく、一口ずつゆっくりと噛むことで、唾液が十分に分泌されます。
お箸を置いて噛む: お箸を置いて噛むことで、焦らずゆっくりと噛むことができます。
家族や友人と楽しく食事をする: 美味しい食事を、大切な人と分かち合うことは、リラックス効果があり、唾液の分泌を促します。
生活習慣も大切!

食事だけでなく、生活習慣も唾液の分泌量に影響を与えます。

ストレスを溜めない: ストレスを感じると、唾液の分泌が減ってしまうことがあります。リラックスできる時間を増やすようにしましょう。
部屋の湿度を保つ: 空気が乾燥していると、口の中が乾きやすくなります。加湿器などを活用して、適度な湿度を保ちましょう。
人と話す: 人と話すときには、安静時の10倍の唾液が分泌されると言われています。家族や友人と積極的に会話をするようにしましょう。
まとめ

唾液を増やすことは、健康な口腔環境を維持するためにとても大切です。

今回ご紹介した食事や生活習慣の工夫を参考に、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。

唾液を増やすことで、以下のような効果が期待できます。

消化が良くなり、食が進む
口臭が軽減される
虫歯や歯周病になりにくい
免疫力がアップする
若々しいお口を保ち、健康な毎日を送りましょう!

参考資料:

「すぐわかる免疫力の高め方」株式会社 主婦の友社
「e-ヘルスネット」厚生労働省
(補足)

この記事は、一般的な情報提供を目的として作成されたものであり、医療機関での診断や治療に代わるものではありません。
何かお悩みがある場合は、歯科医師にご相談ください。

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