【日記】檻学者について
特に書くことがない。
そんな日にお役立ち、Phrase Plus。
ランダムな言葉を出力してもらって、後は思考を滑らすだけ。楽チン!
本日のお題:『檻学者』
学問というものは、門外漢には想像もつかないほど多くの分野があるもので。
僕が知らないだけで『檻学者』さんも実際にいるんじゃないか?
と思ってちょっと調べてみましたけど、少なくとも軽くググって出る程度の世界の表層にはいらっしゃらないみたいですね。
しゃあないから僕がなるか、檻学者に。
ニッチなテーマを深掘りする第一人者になれば、そのテーマに関するニーズが全て自分に集中して利益を独占できるという話がありまして…
要するに僕が今から檻学の権威になってしまえば、檻について知りたい人間は唯坂の下に集わざるをえなくなるわけですね。
だから僕は今から檻学者です。
さて研究初日だ。
まずは足掛かりなので、Wikipediaあたりの手近な情報から紐解いていこうかな。
…と思ったら衝撃の事実。
Wikipediaに『檻』のページ、無いわ。
正確に言うと、曖昧さ回避のページはあるんですよ。
刑事施設とか小説のタイトルとか球団の略称とかの中に『ケージ』って項目が埋もれてて、ああコレだと思って飛んだら…
そのページも曖昧さ回避。
しかもこのページにさっきの『檻』の曖昧さ回避ページへのリンクが置いてある。循環参照じゃないか…!!
…え、これ思った以上に手付かずの分野じゃない?
初手で檻の発祥とか檻の歴史に貢献した人物くらいの情報は手に入ると思ってたので、だいぶ面食らいました。
予想外に修羅だぞこの学問は。
檻について体系的に調べようと思った人間、今日までおらんかったんか…?
とんでもない世界に足を踏み込んでしまったのかも知れませんが、これは逆にチャンスでもあります。
だってめちゃくちゃブルーオーシャンってことでしょ?先駆者誰もいないじゃん。
日本における檻の歴史
とりあえず檻の辞書的定義を理解しなければ…と思って検索をかけてみました。
ナニかを封じ込めて逃げないようにするための隔絶された空間って感じかな?
ここに引用されている用例は日本書紀の記録みたいですね。
天武四年といえば、西暦だと675年。
今(2023年)より1348年前には『檻』という言葉が使われていたわけだ。
っていうか同じページに日本書紀のより古い記述が載ってました。
神功五年は西暦205年なので、さっきのより470年古い。
しかしながら、同じ漢字を使っているとはいえ読みが『オリ』じゃなく『ウナ』だったり、ただの牢屋というより処刑場として使われてたり、時代の差異はちゃんと感じられますね。
しかも焼き殺してるの外国からの使者だし。大丈夫だったんかコレ。
大国際問題じゃん。
檻はともかく、もうこのエピソードの詳細が気になるし日本書紀読んでみるか。
役立ちそうな資料
日本書紀かそれに類する資料は図書館で借りてくるとして、他に檻の歴史について調べるのに役立ちそうな本を自分用に備忘録としてピックアップしておきます。
大人になってから特定分野についてちゃんと調査することなんてそうそうないだろうけど、思わぬきっかけを与えられましたね。
研究対象が『檻』ってのはやや性格悪い感じもしますが。
まぁとにかく、
次の休日は図書館へ行こうかな。
それでは。