【日記】生まれて初めてポケモンする
実は唯坂、26年の人生の中でポケモンというゲームに触れたためしがない。
親が「自分で育てた動物を闘わせるなんて野蛮」という思想だったので、幼少期の僕にはテレビゲームもカードゲームの方も買い与えられていなかったのである。
なので同級生がこぞって、やれピカチュウだのやれサトシだのと言っている会話に一切参加できなかった。
別にそこに関して劣等感とかは無かったが、何か自分の知らないデカいコンテンツが社会全体にドスンと横たわっているな、という意識だけは絶えずあった。
教室を見回せば、友人の水筒はポケモン、鉛筆もポケモン、筆箱も、服も、靴も、
果ては学校から支給される問題集でさえもポケモン。
もちろん他にも触れてこなかったコンテンツは多くあるが、ことポケモンに関しては社会への浸透がものすごかった。
時は経ち成人した今でも、新作が出ればTLが湧き立ち、ポケモンGOで歩かされ、ポケモンスリープで眠らされるオタクたちを見るにつけ、不思議な文化だなぁと思いつつも手は出さないままでいた。
ところが最近になって、ケモ着ぐるみさんたちをきっかけとしてケモノ界隈に触れることが多くなった。
すると皆さん、ザングースの腹が最高とかカビゴンに乗って寝たいとかルカリオの頭の房は敏感なんじゃないかだとか熱く激論しておられる。
なるほど、こういう角度での推し方もあるのか…
そんな矢先発表された、「ポケモンカードゲームポケット」
通称ポケポケ。
これはもう、やってみるしかない。
もはやこれは一種の教養なのである。
というわけで、アプリ配信開始から一週間どハマりしていた。
正直、デッキ揃える財力(?)と運がモノを言うゲームだなという印象だが、それだけにレアカードで固めたデッキを戦略性で崩した時の快感は半端ではない。
エナジーの配分、サポートを切るタイミング、コイントスの成否による次の手の変化…
面白すぎて、DS検定の受験日も近いというのに勉学が疎かになっていてマズい。
…ちなみに、現時点一番の推しはシビルドン。
このウネウネとした身体と滑らかな質感、たまらない…
さらに電気で生物をマヒさせるという搦め手使い感がたまらなく刺さる。
ただ、デッキとしてはミュウツーex×2とゲンガーexとサーナイトが揃ってる『超』デッキの方が強いんだよな…
せっかく電気タイプデッキ使うならサンダーexほしい…
っていうかサンダーとサンダースが別物なの命名ミスすぎない?
ともあれ、ポケポケマイブームはしばらく続きそう。
もしフレンドなってくれる方いらっしゃればいつでもどうぞ!