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徒然なるままに、心にうつりゆくよしなし事を書きつくる

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#旅

富士山に登る。(二日目)

富士山に登る。(二日目)

とんでもなく、時間を空けてしまいましたが、
富士山の話。

夜中の1時に目を覚まし、山小屋を出発したのが1時20分。
電灯は勿論ないので、山小屋近く以外は真っ暗。
皆ヘッドライトを装着しています。

八合目から九合目までは、きつい坂という感じです。
前日のクライミング感に比べると大分楽ですが、
それでも二日目。少し歩くとすぐに足に来ます。
九合目まで到着した時には、日が少し見え隠れするように。

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富士山に登る(登山1日目)

富士山に登る(登山1日目)

大分前回から経ってしまいました。

富士山の五合目に付いたのが12:20分頃。
バスを降りると夏とは思えないほどに寒い!
すでに標高で2200m近くになるので、もはや雲の中です。

何も見えないです。

ここで、友人が偉そうに言います。
"友よ、富士山では高山病にビーケアフルだぜ。ここで1時間空気になれるのさ"
華麗に聴き流し、軽い食事をしてぷらぷら五合目のお店を覗いて歩きます。
そこでふと友人と

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富士山に登る。(友の愚痴編)

富士山に登る。(友の愚痴編)

高校1年生の時。
休み時間に校庭でサッカーをする僕は、ある日違うクラスで長身の人癖ありそうな同級生に声をかけられました。
これが彼とのファーストコンタクトであり、ワーストコンタクトでもありました。

7月末。
彼から連絡が来ました。
"来週、一緒に夜ご飯でもどうかな"
もちろんOKです。
"例えば、それが富士山だったらどうかな"
訳がわかりません。
OKはしましたが、その後連絡は途絶えました。

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高野山の旅③

高野山の旅③

奥之院をでて、金剛峰寺の近くに。
もう写真だらけになりますが、、

中門です。
大門には行く時間がありませんでした。。

六角経蔵。

下の方に回せる箇所があり、一度廻すとお経を一巻き読んだのと同じ効果が!
テレビショッピングのダイエット食品とかにありそうな宣伝文句です。(すごく失礼な例え)

三鈷の松。

空海が唐から三鈷を投げて引っかかってから(にわかには信じられぬ!)、葉っぱに三股のものがち

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高野山の旅②〜奥之院〜

高野山の旅②〜奥之院〜

宿坊に泊まって翌日。
六時過ぎから、お寺の僧の方々と朝の修行です。
これは荘厳でした。
お堂の中は、天井にずらっとぶら下げられた、いくつもの灯籠が薄暗く光を照らしています。
外では大雨の降りしきる音が聴こえています。

おおよそこんな感じ。

(引用:http://www.1-em.net/sampo/kukai/img/koya001.jp)

修行は、空気がぴんと張り詰めていながら、気

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高野山の旅 ①

高野山の旅 ①

東京から高野山に行くのは中々時間がかかります。
飛行機で大阪まで出て、電車でかれこれ3時間。。
"こいつぁ、駅弁食べまくりダゼ!"
と意気込みながらも、普段あまり触れない関西弁にドギマギしながら飛行機も電車もビクビク丸くなっておりました。

高野山の案内板はこんな感じ。

主要なものは黄色くなっています。
それ以外で書かれている小さいお寺は、どこも泊まることのできる宿坊です。

今回泊まった宿坊は

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