高野山の旅 ①
東京から高野山に行くのは中々時間がかかります。
飛行機で大阪まで出て、電車でかれこれ3時間。。
"こいつぁ、駅弁食べまくりダゼ!"
と意気込みながらも、普段あまり触れない関西弁にドギマギしながら飛行機も電車もビクビク丸くなっておりました。
高野山の案内板はこんな感じ。
主要なものは黄色くなっています。
それ以外で書かれている小さいお寺は、どこも泊まることのできる宿坊です。
今回泊まった宿坊は、遍照光院。
白河上皇の御座所にもなったという、立派なお寺。
泊まる人だけが見ることのできる重要文化財もあったりします。
こんな立派なお寺がひしめくように並んでいます。
この町では、犬も歩けば寺に当たります。(失礼な冗談)
こんな寺も泊まれるし、
こんな寺もあります。
一旦荷物を置いて、金剛峰寺を観に行きました。
説明と写真だけになってしまいますが、ご容赦。
金剛峰寺です。
お庭はこんな感じ。
フムフム、ホウホウと、委細分かっている風を装いつつ、
その癖、無知である雰囲気を存分に撒き散らしながら、お寺を散策しました。
苔がすごく綺麗です。
金剛峰寺の脇にある、鐘つきの石垣。
そこには石川五右衛門が隠したとされる「かすがい」があります。見えにくいですが。。
なんでも、夫婦やお付き合いしている人と一緒に触ると、さすが「かすがい」。
絆が深く固まるとのこと。
一人、旅する私です。悩みます。
一人で触った場合は、どうしたら!?
"かすがいする相手が。。かすがいしてくれる相手が!おらぬ!おらぬことはかなしきことぞ。。"
なんてをぶつぶつ呟きながら、周りの、「かすがい触り」待ちの夫婦やカップルに少し励まされながら、1日目は宿坊に戻りました。
夜ご飯は精進料理。
すごく美味しいです。
ボリュームも満点。
遍照光院はお寺なので、料理の調理、配膳から部屋の布団を敷いてくれるまで全て、僧の方がして下さいます。
寝食すべての有り難みを見つめ直すいい機会になりました。
翌日も旅は続きます。
一番見るべき場所、奥之院に向かいます。
大雨予報だけれども!
もう寝る時には土砂崩れ警報が出ているけれども!
不安な夜を過ごします。
〜続く〜
空海の作ったと言われる唄です。
"人多き人の中にも 人ぞなき 人になれ人 人になせ人"