デザインを客観的に見て上達させる方法!
1.デザインを客観的に見るとどうなるの?
デザインをしているとつい熱が入ってしまい、自分が作ったものは客観的に見れなくなってしまいます・・・
これはどんなデザイナーでもおこります。
そしてしばらくして自分のデザインをみると、
『なんかここの文字が大きいなぁ』とか
『なんでこのレイアウトにしたんだろ?』と思って修正したくなります。
作品を見ない間に自分が成長している可能性もありますが、1番大きな理由は客観的に見れていないからです。
つまり客観的に見れるようになると、作品のクオリティは間違いなく上がります。
ですが普通にデザインしていても、自分のデザインは客観的には見れません。
どうしても作った時間やこめた情熱が邪魔をして、自分の作品を正当化してしまいます。
だから途中でこのデザインは何となく違うとわかっていても、その案のまま進めてしまうことがあります。
2.自分のデザインを客観的に見るにはどうすればいいの?
自分のデザインを客観的に見るには無意識になる必要があります。
それを意図的に起こすには、常に自分が見える範囲に作品を貼っておくのがいいでしょう!
例えば家の壁とかにも貼ってふとしたときにみると、
そのデザインの直したい部分に気づくと思います。
気づくことで、次はもっとこうしようと改善できます。
だからもう納品が終わったデザインでも、しばらくは自分の見える範囲に貼っておくことをおすすめします。
3.デザインを客観的に見る方法まとめ
自分のデザインを常に客観的に見れる人なんていません。
1流のグラフィックデザイナー佐藤 卓さんでさえ、『自分のデザインを客観的に見るのは難しい』とおっしゃっていました。
だからこそ壁に貼ったり工夫することで、デザインを客観的に見ることができ自分の実力は上達します。
たまに出来の悪いデザインを隠す人がいますが、あれはよくありません。
いいデザインだけを見せたいのは分かりますが、初心者の頃からそれをしていると、隠す癖がついてアドバイスをもらえる機会を失ってしまいます。
新人のデザイナーや学生でデザインの勉強をもっとしないといけない状態なら、どんどん周りに見せていく癖をつけることをおすすめします。
誰だって自分の情けないデザインを見せるのは恥ずかしいですが、大事なことは恥ずかしい目に合わないことより成長することだと思います。
ちなみにこれはデザインだけじゃなく絵もそうです。
壁に貼ったり、誰かに見せることで成長するので1度試して見てください。
ではでは。