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パニック障害の記憶#6

予兆

パニック障害とは『パニック発作』を繰り返す症状でパニック障害となる。

パニック発作は少なからずあるだろう。

ただ、繰り返すことが問題である。

パニック障害に予兆がなかったのか記憶を遡るとしよう。

まず、異変があったのは当時の彼女と花火大会に行った時である。

最初は、普通だった。

花火が打ち上げられた。

その音がトリガーだったのだろう。

重低音とともに空間が変わる。

過呼吸のよう状態に同時になる。

それが、はじまりだった。

2週間は、身体に異変がなかった。

3週間後ー

車の運転中であった。

また、調子が悪くなると同時に空間が変わる。

高速道路なので、余計に変な緊張感が走る。

パーキングエリアまではなんとかなった。

少し休めば落ち着いた。

4週間後ー

特に身体に異変がない日が続く。

約2か月後ー

仕事をしている時であった。

夜の10:30をすぎると、空間はかわらないが動悸がする。

それからであろう、だいたい10:30を過ぎれば動悸が始まる。

それからー

いつものように、夜の10:30くらいになれば動悸がするようになった。

ある、帰りぎわである。

最初は動悸から始まる。

毎回、動悸が始まる度に思うことが「疲れているのか?」である。

確かに疲れはあるものである。

疲れがトリガーになったのだろう。

その日の異変はいつもと違う。

調子がわるいので市販の栄養ドリンクを飲みながら帰宅する途中であった。

脚の先端から冷たくなっていく。

動悸もひどくなる。

空間がいつも以上に変る。

路肩に車を止めた。

痙攣が始まる。

意識がなくなりそうになり、身体が動かなくなりつつある。

救急車を呼んだ。

そうして、病院で休んでいるうちに体調が元に戻った。

この日が『パニック障害』の始まりである。

翌日から頻繁にパニック発作がくるようになった。

約10年前の話である。

予防方法はなかったのだろうか?

まず、思ったことは異変を感じれば病院に行くことだろう。

そうして、ゆっくり休むこと。

不規則な生活をしないことで、症状の悪化は防げたのではないかと思う節がある。

最後に

「病は気から」という言葉がある。

確かに気持ちが沈むと免疫力とか低下するのだろう。

遺伝はパニック障害やうつ病に関係ないという人もいる。

関係ないと思いたいのだが親戚をふくめ身内に約3名くらいうつ病者がいる。

身近な話をしても、子供の友達などに、登校拒否やパニック障害やうつ病者がいる。

最近は、漢方薬など身体に優しい薬もあることを知った。

予兆を感じれば病院に行くべきではないかと思う。

カウンセリングなど子供に受けさせたこともあるが、普段は親達に言わないことも多いし、アドバイスなど丁寧にしてくれるカウンセラーとかもいるものである。

何事も早いうちがいいと思える今日この頃である。










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