結婚と恋愛

実はＳＥ〇レス夫婦だった

ここ最近というか、1５年くらい性行為を行っていない。

パニック障害やうつ病になるといろいろな欲がなくなるものである。

食欲

性欲

睡眠欲

ほとんどなくなってしまった。

あまり美味しいものを食べたいと思う事がない。

自慰をすることもない。

睡眠は最近よく寝れる。といっても3時間くらいである。

眠くなるのだが直ぐに眼が覚めてしまう。

睡眠の質はいい方であろう。

性欲が無くなったのはそれ以外にも理由がある。

少し記憶を遡ってみるとしよう。

立ち合い出産

この影響が大きいであろう。

初めての立ち合い出産は男性としての無力さを感じられるものである。

子供が生まれるまで8時間は病院に滞在した。

出産室に入れば手を握ることと励ますことしかできない。

背中とかさすっていたのかも知れない。

3時間後ー

先生が、よく見ておきなさいと言ってきた。

出産の瞬間をである。

初めての体験である。

あまり、美しいもではない。

美しくはないが、神秘的な瞬間である。

『よく見ておきなさい』と言われた意味を理解したものである。

つわりが始まり出産にいたるまで8時間は費やした。

産道を潜り抜けこの世に産まれ落ちるまで2時間はかかっただろう。

2時間後ー

赤ちゃんが出てきたと同時にいろいろなもながでてくるものである。

立ち合い出産で失神する人もいるということが理解できる。

☆

ようやく、出てきた。

産まれてきた赤ちゃんはエネルギーの塊であった。

生命力に満ちている。

氣を感じたものである。

☆

人間から人間がでてくるとは、よく考えれば不思議なものである。

コウノトリが運んで来ると子供のころに言われた記憶があるが御伽噺である。

子供たちにはそれでいいだろう。

大人になりつつあるにつれ理解していくものである。

一応、無事に産まれてきた。

嫁が「赤ちゃん」とつぶやき、手を差し伸べた。

まだ、この状態では赤ちゃんに触るのは禁止である。

コトバでは、表現できない歓喜の瞬間である。

最後に

いい歳になれば、それなりに恋愛は人生で一番楽しい事と理解するものである。

それ以外が楽しみな人もいるだろう。

ただ人間は生物である。

哺乳類か霊長類かは忘れてしまったが求愛行動は生物の世界では盛んに行われているものである。

鳥などの求愛行動などが好きである。

サルはよくわからないが力を誇示する求愛行動であっただろう。

昆虫に産まれてこなかった事が良かったと思える今日この頃である。