はじめてのnote
田舎から就職を機に上京しました。この身が病むまで東京を楽しむつもりの20代です。趣味はテレビ・漫画・舞台などのコンテンツを楽しむことです。
以前から色んなコンテンツの感想を見ることが好きでした。時には自分が見たことのない作品の感想も楽しむほどの感想ジャンキーです。
これまでは見る専だったのですが、次第に自分でもしてみたいと思うようになっていき、noteに登録しました。よろしくお願いいたします。基本的に触れたものの感想などを記録していこうと思います。
ちなみに、名前の理由は私の好きな食べ物兼得意料理がなんちゃってタコライスだからです。
最後に、あいさつ代わりに、私が東京に来て思ったことを数個あげたいと思います。拙い文章ではありますが、どなたか一人でも楽しんでいただければ幸いです。
電車通学の小学生
東京で就職してまず面食らったのは満員電車での通勤です。そもそも最寄りの駅が全然最寄りではない人生を過ごしていたので、電車でどこへでも行けるということが驚きなのですが、想像していたよりも満員電車はヤバかったです。最初は人酔いで仕事に身が入らないこともありました。
そんな満員電車・朝の電車にいたのが、綺麗な制服に身を包んだ小学生でした。私は人酔いでぐったりしているのに、彼ら彼女たちは平気で電車に乗っています。当たり前みたいな顔をして、ランドセルを抱えて席に座っています。
都会の人からすれば当然なのかもしれませんが、私には電車通の小学生は、どこか異質に感じました。小学生なんてイイ感じの木の棒を持って注意力散漫に徒歩通学するものでしょう。
ま、それは言い過ぎだと思いますし、私もバス通の経験があるので、乗り物での通学全般を驚愕の目で見るつもりは無いのですが。
何はともかく、その存在は私にとって異質なものだったのです。
そして私は思いました。そりゃ、生まれで人は変わるよなと。
生まれた時から人に揉まれ生きてきた都会の人間と、人よりも野生動物の方が多いんじゃないかという土地で生きてきた人間はそりゃ違うよなって。
これまでも田舎コンプレックスは強めな方だったのですが、ここまで来ると諦めの境地ですよね。分かっていたつもりでしたが、様々と見せつけられるようでした。
といっても、流石に私も都会を羨むだけのフェーズは通り過ぎたので、都会生まれにも田舎生まれにも別の地獄があり、別の幸運があることは理解しているつもりです。
ただ、初めて電車通の小学生の小学生を見、はたまた同じ電車で学校/会社に向かった日は、心にポッカリと穴が開いたような気持ちでした。こうやって都会で生まれ育った人間には、絶対勝てないのだろうなって。何が勝ちで負けなのか自分でもわかってないですけど。
その日、私は少し子供でした。
身の丈にあった食事。
冒頭にも書いたんですけど、私は東京に強い憧れがあり、この身が病むまで東京を楽しむつもりの人間です。本来はインドア派なのですが、この野望を持って上京してからは比較的アウトドア派な生活を過ごしています。
したがって、休日はインスタで話題のカフェ巡りみたいなこともしています。
美味いと話題のパンケーキを食べに行きました。
甘さの暴力で死ぬかと思いました。しかも、それなりのお値段。
後悔と、胃を駆け巡る不快感。そもそも私、甘いだけのものは苦手なんです。
いくら東京を楽しむと言っても、お金は有限ですし、身の丈にあった食事を心がけなければ。そう思うのですが、思うだけです。
明日は、パフェにチャレンジしに行こうと思っています。
映画『ラストマイル』感想
これから私が触れたコンテンツについての感想も残していく予定なので、過去の感想を一つ。
アンナチュラルもMIUも見ていて、好きだったので、ラストマイルも公開日に見に行きました。私みたいな人間がたくさんいる作品だと思います。
その日の私のスマホのメモには次のように残されれています。
「爆発は縁起物ですね。
伏線回収気持ち良すぎ。エレナと岡田将生美人過ぎ。
物流センター群馬過ぎ」
……そんな話だったっけ?
コナンの影響受け過ぎでは?
そして、なんでエレナは役名で岡田将生は岡田将生なの? あの日の私?
面白かったのか、自分には合わなかったのかくらい書いとけば、とも思います。面白かったです。
見てから3か月くらい経っているので、記憶があやふやな部分もあるのですが、絶対そんな話じゃなかったと思います。普通に感動して涙腺も緩んだ覚えがあるのに、アホみたいな感想しか残っていませんでした。
こんなレベルの感想しか残せないのに、noteをやっていけるんでしょうか。一抹の不安が残りますね。
さて、真面目に振り返って見ると、『ラストマイル』は ”イイ感じに後味が悪い作品” だったなぁと思います。
事件も解決したし、エレナと孔も互いをちょっとだけ理解できて、なんかハッピーな感じやん?
でも、事件は起こってしまったし、あの人たちは救われないまま終わった。
そのことに対してモヤる感想も見かけました。まぁ、メッセージ性強い割には、その大テーマは解決はされず、弱い結末とも取れなくないですしね。
でも、その ”イイ感じに後味悪い感じ” が最高にエンタメっぽいなとも思います。
極端なハッピーエンドとかバットエンドとかの方が現実ではありえないと感じてよりエンタメっぽいですけど、どっちでもない ”イイ感じに後味悪い感じ” で終わる作品も、意外と現実ではありえなくないですか? リアルらしいはらしいですけど。
だって、当事者からすれば「解決したけど不満は残る結果」だった場合、不満の方が強く心に残りませんか? それはバットエンドに近いと思います。それに現実の場合、明日もやってきます。明日イイコトが起きたら、そのバットエンドもどうでもいいことになるかもしれません。創作でもキャラクター達には明日が来るだろうというご意見はもっともですが、それは私たちには知りえないじゃないですか。それに、”イイ感じに後味悪い” ことが現実で起きたら、普通に胸糞悪いだけなことが多いと思いますしね。
”イイ感じに後味悪い感じ” って創作だから、見ている側が究極な第三者だからできる体験だよなと私は思いますし。そういう作品大好きです。
これは、それが社会的に良いとか悪いとかじゃなくて、自分の創作物に対する好みの話です。イイ感じに後味悪い結果を称賛する目的はありません。
まぁ、一言でまとめると、映画『ラストマイル』は大エンタメ作品だったと思います。あの世界戦の続編をまだまだ見ていきたいと思う、一般視聴者です。
ちなみに、一時期群馬で暮らしていたので、最後の一文はそうなりました。
以上です。
こんな感じで書けていけたらたらイイな。と思っています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。