退職までのカウントダウン ー感謝の伝達ー
12年も同じ会社で働いていると、付き合いの有り無し関係なく、多少は影響力があるようだ。
最終出勤日の日報にて、私について触れてくれていた。内容はさまざまだが、ざっくり言うと、「お疲れさま」と「ありがとう」だ。
たくさん迷惑をかけたこともあるだろうに、エピソードを交えて感謝を伝えてくれていた。
自分の意識していないことに着目してくれている方もいて、初めて知ることもあった。
それはそれはとても有難く、心の栄養ドリンクを飲んだような気持ちで、12年分の精神安定剤を処方されたような安心感を覚えた。
皆さんが伝えてくれたあたたかい言葉は大切にさせていただきつつ、一緒に働かせていただいた本社スタッフ、社長、会長へと2日間10時間をかけて一人ずつメッセージを送信した。
感謝を伝えることに料金はかからない。
でもこの瞬間抱いている感謝を伝えられるのは今しかない。今はお金で買うことができない。
だからこの機会が本当に貴重なんだ。
今を逃さないこと。
これはこれからの教訓にしたい。
そして、想いを伝えること。
これこそ人間である我らは最も大切にしたいこと。
受け身ではなく、自分から。
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