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審判は難しい・・・

今年度の4年生以下の最後の大会、準々決勝の相手は、夏に一度練習試合で対戦し、7点差で勝っていた相手だ。
だからと言って油断していたわけではないし、単純のピッチャーも打線も成長していただけで、こちらは主力の一人が体調不良で欠席していたこともあり、わずか2安打の完封負けで0ー4で敗れてしまった。

この試合、主審のみ主催者の派遣、塁審は各チームから出すことになっており、自分は2塁の塁審を務めた。一応高校まで野球をやっていたので一通りのルールは頭に入っているつもりだったし、以前は娘のミニバスの審判の資格も取ってやっていたので、バスケに比べたら野球の塁審は簡単と思っていたのだが、この日の試合で改めて審判の難しさを感じることとなった。

問題の場面は1回裏、相手チームの攻撃で、無死1塁の場面でピッチャーの牽制に1走が飛び出してランダウンプレーとなったシーン。

1塁手が牽制を捕球してすかさずショートに転送。その後1・2・塁間で2往復する間に、徐々にランナーがベース間の走路から内側に離れていき、最後2塁側から追い込まれてさらに内側に逃げ、タッチできないと判断した二塁手が一塁に転送した際に、タッグプレーは行われなかったものの明らかに離れ過ぎと判断してラインアウトを宣告した。

この時点で、私はルール上はタッグプレーが必要という認識がなく、経験上の感覚でアウトにしてしまったのだが、アウトにされた(相手)チームの監督から主審にクレームが入り、タッグプレーが無かったとのことで主審は判定を覆し、走者がそのまま2塁に到達していたのでランナー2塁からの再開となりかけた。

すると守備側(うち)のチームから逆にクレームが入り、最初に私がアウトと言ったのだからアウトだろうと主審に詰め寄るも覆らず、最終的にはランナーを1塁に戻しての再開ということで妥協してもらうこととなったのだ。

後味が悪かったのが、同じ回にランダウンプレーに関わった選手がエラーしてランナーが溜まり、さらに投手もリズムを崩して2失点。その悪い流れを引きずったままその後も得点を返すこともできず、それが決勝点となって敗戦してしまった。

後から調べると、確かにタッグ行為が必要とは書いてはあったが、ボールを持って追いかけている状況で走路から外れる場合もタッグ行為とみなして良いという判断もあるようだ。

状況的には守備側が完全に挟み込んで有利な状態で、わざわざラインアウトを宣告しなくてもアウトに出来る状況だっただけに、自分が宣告してしまったばかりに両チームに遺恨を残す結果となってしまい、非常に申し訳ない気持ちでゲームセットを迎えたのだった。

少なくとも自分がルール上はタッグプレーが必要という認識を持っていて、その上で明らかに走路から外れていたのでそう判定したと主審に説明できていれば、結果は違っていたかもしれない。

いずれにしても、ルールは隅から隅まで理解しておかないと、大事な試合ではこういう混乱を招いてしまうのだと反省した一日だった。

(もし、知見のある方が読んでくださったのならぜひコメントをお願いしたいです。)

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やはり気になったので、自分でも本を買って勉強してみたところ、「触球行為(タッグプレイ)の解釈」として、「ボールを保持した野手が走者の方を向いてステップしただけでも、アウトにしようとする行為だと審判員が判断できれば触球行為があったものとみなす」ということが、2019年のフロアマ合同規則委員会で定められているそうです。


ちなみに、うちのK太は主力で休んだ子の繰り上げで6番センターで出場し、1打数0安打1四球1三振1盗塁という結果。味方打線も総じてアウトコース低目を丁寧に攻められて打ち取られるケースが多かった。
ライトが狭い屋内施設という条件を最大限に利用された感じだったが、上に行けば行くほどアウトローの速球対策は必須なってくるだろうから、今後のチーム全員の共通課題になるだろう。

クリスマスにはサンタさんが新しい練習アイテムを届けてくれるはずなので、来年はもっとチームに貢献出来るように頑張ろう!

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