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spjr秋季大会2回戦

市内の4年生以下の一番大きな公式戦の2回戦。相手は夏に対戦を申し込んできた隣の地域の強豪チーム。その時は結果的に大勝したけれど、相手はリベンジに燃えていて侮れない。試合前のベンチ前での円陣からも気合いが感じられた。


<1回表>
キャンテンがじゃんけんで勝ち、敢えての先攻で始まった試合は、景気良く先制したいところだったが、期待の1・2番が打ち取られ、3番がレフトへのスリーベースを放つも4番が打ち上げてしまい無得点に終わる。

<1回裏>
逆に相手は先頭打者がレフト前に落ちるヒットで出塁し、次打者に初球送りバントを成功されていい流れを作られる。
それでも、エースが3番4番を打ち取りこちらも無失点。
前回の対戦同様に緊迫した試合展開となる。

<2回表>
最近絶好調の5番がサードゴロに打ち取られ、下位打線が弱いうちのチームとしては苦しい展開となる。
しかし、6番が内野安打で出塁し、K太に打順が回る。

初球に盗塁のサインが出て、K太が空振りでアシストし1死2塁。送りバントも考えられたが、相手の制球が乱れ3-1となり、一球見送ってフルカウント。
外角低めの6球目にくらい付くと打球はセカンドに転がり進塁打と思われたが、これを二塁手が弾き、さらに焦って悪送球。セカンドから一気にランナーが帰り、K太も二塁まで進むことが出来た。

8番はファーストフライに打ち取られたが、9番打者の際にK太が監督も驚くノーサインで3盗を決め、その後四球で2死1・3塁となり1番に回る。
すると、初球を引っ張った強い打球がサードのエラーを誘って3走のK太が生還。

尚もチャンスで2番が内野フライ打ち取られたが、K太の渋い活躍で2点を先制することが出来た。

<2回裏>
1死から四球とキャッチャーのパスボールでピンチを招くも、連続三振で切り抜ける。

<3回表>
4番のヒットと6番の四球で2死1・2塁のチャンスを作りK太に打順が回る。
カウント3-1からの置きにきた真ん中の球に反応し、見事なセンター返し!
しかし、2塁ランナーを牽制してセカンドのベースカバーに入っていたショートがそのまま残っていてキャッチされ、セカンドのベースを踏んでフォースアウト。久々のクリーンヒットかと思われたが幻に終わる。

<3回裏>
そうなると流れは相手に傾いてしまう。
先頭のラストバッターにヒットで出塁を許し、1死から送りバントめられ2死3塁。そこからエラーと4番のツーベースで2点返され同点とされてしまった。

<4回表>
1死から9番ががエラーで出塁し、1番が強烈な当たりを放つもショート正面のライナー。1走が飛び出してしまいゲッツーでチェンジ。嫌な流れが続く。

<4回裏>
エースが球数制限で降板し2番手が登板。相手の下位打線を簡単に抑えて流れを呼び戻す。

<5回表>
最終回。ここで点を取らなければ先攻を選んだのが不利になってしまう。しかし、そんなうち焦り以上に、勝てるかもしれないという希望が相手のメンバーにはプレッシャーになったのだろう。

先頭の2番が四球を選んで出塁。ようやくいつもの形ができると、パスボールで2塁に進み、3番のサードゴロが相手のエラーを誘って2走が生還し、労せずして1点勝ち越し。さらに4番のタイムリー、エラー、四球で3点追加。
無死2塁でK太に打順が回る。

1ボールからの2球目にセーフティバントのサインが出て3塁線に転がすが、惜しくも切れてファウル。3球目にパスボールで2走が3進すると、すかさずスクイズのサインが出た。
これをK太がきっちり決めてダメ押しの5点目を奪うことに成功した。

この回さらに1点を加えて、点差は6点に広がった。

<5回裏>
苦しかった試合もようやく安心できる点差となり、最後もしっかり0点で押さえ、無事勝利することが出来た。


結果的には余裕を持って勝つことが出来たが、途中まではどっちに転んでもおかしく無い試合だった。

1発勝負のトーナメントによる公式戦であり、前に優勝したローカルの大会とは相手のレベルも試合の緊張感も全然別物だ。なかなか簡単には勝てなくなってきたが、それでも最後には自力を発揮して快勝。K太も少なからず貢献する事が出来たと思う。

ちなみに、最近Kにはなかなかヒットが出ていないが、K太のレガシーは大活躍。今日も9人中K太含む4人が使用し、チームの6安打中2本がK太のレガシーから生まれている。
タイカップ仕様のグリップが使いやすいようだ。

チームのレガシーも一応はあるがやや古いというのと、やはりレギュラー戦にも出てる子のレガシーを借りるのは少し抵抗があるのかも知れない。K太は性格的にも他の人に使われるのを気にしないし、それで皆んなが活躍してくれるのなら私も本望だ。

良い緊張感を楽しみながら、次の試合も頑張ってくれる事を期待している。

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