測量士補 R2問5

まずは聞き慣れない言葉を整理。

空欄を順番に計算していく。
ますば観測角。測定前後の差で求める。


97° 46' 19" - 0° 0' 20" = 97° 45' 59"


277° 46' 26" - 180° 0' 28" = 97° 45' 58"


7° 46' 20" - 270° 0' 21" =97° 45' 59"


187° 46' 13" - 90° 0' 11" = 97° 46' 2"


続いて倍角。通常「秒」の単位だけ合計する。


 59 + 58 = 117


 59 +62 = 121
※分の値が違う場合は、小さい方の秒の値に60秒足して合わせる


次に較差。これも「秒」の単位で計算。最大値から最小値を引くので、マイナスにはならないことに注意。


 
59 - 58 = 1


 
62 - 59 = 3


倍角差は、倍角の最大値と最小値の差で計算する。


 
121 - 117 = 4


観測差は、較差の最大値と最小値の差で計算する。


 
3 - 1 = 2


以上、よって誤りは4

余談だけど、2対回目の目盛が90°(反転した状態から始めるので最初は270°)から始めるのは,目盛誤差(目盛盤の目盛間隔が均等でないことで生じる誤差)を軽減するための観測工夫。

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