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「カウンセリングでいつも同じことを言われる」「今度こそ変わりたい!」と思ったときに考えること。

こんにちは!

橘奈緒美です。

最近はカードリーディングに力を入れていて、どんどん楽しくなってきています。

今回は、カウンセリングでも占いでもよく起こることについて書きます。


カウンセラーを変えても「いつも同じようなことを言われる」ということってありませんか?

「もうその対策は散々やってきたし、ほかにもっと効果的なこと言ってくれる人はいないの?」

と、次のカウンセラーを探して、カウンセリングジプシーになっている人も少なくないと思います。

私も過去そういうところがあったので、この気持ちはわかるし、
今回は自分にとっても少し耳の痛い話です。

初回やモニターカウンセリングでは相性を確かめたり、信頼関係を作れそうかを見よう

カウンセラーは、クライアント様の現在の問題を一度のセッションで解決することを目指しているわけではありません。

(もしかしたら、自分は一回のセッションで魔法のように解決しちゃいます!という方もいるかもしれませんが)

初回のセッションは特に、
そのカウンセラーを信頼できそうか?安心して、リラックスして話せるか?
お互いの相性を見るというのが大切だと思うんですね。

ですから、ほとんどのカウンセラーはまず
その方の目の前の問題が起こっている原因を見つけ、
その原因を取り除くために考え方を変えたり、心を癒やしたりすること、
これを適切な時間をかけて一緒にしていきましょうというスタンスを取っている方が多いと思います。

気持ちの書き出し、アファメーションやワークは自分軸を取り戻す手段でもある

このワークに取り組んでみませんか?

こうやってみたらどうでしょうか?

こんな風に受け止めることもできませんか?

という提案をされたとき、もし「それはもうやり終えた」と思ったり、
「もうそこを扱っても変化がないから困ってるのよ、もっと他に成果が出る方法はないの?」
という気持ちがでてきてしまうなら。

今はちょっと他責思考になっているのかも。

これって、「私は何もしたくないので、あなたがなんとかしてください」と相手に自分の行動の主導権を投げてしまっている状態です。

でも、自分の心と向き合えるのは自分だけ。

自分の本当の望みを知っているのも自分だけなんです。

とはいえ問題の渦中にいると、自分の心がわからなくなるし、自分軸も無くしてしまいがちです。

だからカウンセラーはクライアント様と協力して「今何を感じているのか?これからどうなっていきたいのか?」を考えて、本当の望みを叶えていくためのお手伝いをするんです。

もし、何度も似たようなことを提案されたり、アドバイスをされて、
自分なりに向き合ってきたのにまた同じことを言われた!と思うなら。

そういうときは、「その対策」に取り組む時間や行動がまだ必要ということだったりします。

自分軸を取り戻して本来のあなたで生きるためにも、提案やアドバイスにとりあえず乗ってみるのをおすすめします。

「癒やしたつもりだったのに」とならないために

・もうたくさん親子関係は見直してきたはずなのに、また親からもらえなかった愛を恋人に求めてしまう。

・自分の中では手放したつもりの元恋人への執着や怒りがまだある。

・子供の頃に傷を癒したつもりだったけど、傷ついた心がまだ疼いている。

・相手を許したつもりだったのに、許せていなかった。


「十分取り組んだつもりだった」「癒やしたつもりだった」
こういうことって、あとから気づくことも多いんです。

例えば、一年前に受けたカウンセリングのあと、書き出しのワークやアファメーションを1ヶ月やったとします。

その後、気持ちが少し落ち着いて、十分向き合ったと思うからやめたのに、まだ同じ問題が起こっている。

または、一度は終わった問題が違う形で現れて、カウセリングを受けたら結局同じアドバイスをされて、なんだかがっかりした。

こういうことって、向き合う期間や行動量が短かったり足りなかったりすると、よく起こります。

だからといって自分を責める必要はまったくないのですが、
反対に「どの人も同じことしか言わない」と相手を責めるのも他責思考なんです。

これは、自分で自分の人生をコントロールすることを手放していることになります。

どのくらい提案されたことをやっていけばいいのか?

どのくらいの行動や時間が必要か?
それを自分で判断するのは難しいと思います。

そこはカウンセラーを信頼して、行動する内容、ボリュームや期間を言われたなら、その量や期間はしっかり取り組んでみてください。

そしてできればリラックスして、楽しみながら取り組めると良いですね。

女性性を高めるためにやっていることを仕事のように「やらねば!」と男性性を使って取り組んでしまう、という話もよく聞きます。

また、「こんなことして意味があるのかな?」と思いながらやるのと、
「これをやったら最高の自分になれちゃうかも!」とワクワクしながら取り組むのでは結果も、そこに至るスピードも変わります。

もったいないのは、「やっても変わらない」とやめてしまうこと。
心が変わって、現実に変化が起こるまでにはタイムラグがあるんです。

ちょっとしんどいワークであっても、それをした先にある「心の穏やかさ」や「自分の幸せ」をイメージしながら取り組めると、継続しやすくなります。

そして明らかな変化が起こってきたら、カウンセラーから次のステップへ向かうための提案をされたり、
少しカウンセリングの間をあけても大丈夫ですよ、と伝えられるかもしれません。

その時は、「もう十分向き合った」と思っても大丈夫。

あなたが安心して、一緒に問題に取り組んでいけるカウンセラーに出会えること、
そしてあなたが望む幸せを感じられることを心から祈っています。

読んでいただき、ありがとうございました!

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