18.論文模試後の勉強方法③(清水さんver.)
清水さんによる論文模試後の勉強方法part.3です。
前回の記事↓
企業法
企業法に関しては特に勉強方法を確立させることが難しいと思います。
企業法は基本的にはテキストベースの学習を行っていました。
そこで意識していたことが
①条文と結びつけること
②講師の方に答案を見ていただくということ
の2点です。
①に関しては、テキストベースの学習といっても他の科目とは少しやり方を変えていく必要があると思います。
まずテキストを読んでいく中で、これは条文のどこに該当するのかを確認しながら読み進めていました。
企業法の試験では条文を指摘することが重要なので、すぐに条文を引けるようにするために、横に基準集を置きながらテキストを読んでいました。
また論点に関しても、何条が問題となっていて、条文のこの部分の解釈が争点となっていて、こういった解釈が多数派(書きやすい方で構わないと思います)になっているという理解を想起できるようにしていました。
②に関しては答練が返却される度に講師の方に伺うようにしていました。
採点結果を見ただけだと自分ではわからない問題点が潜んでいることが多いです。
これを放置してしまうと点数が伸び悩んだり、間違った勉強方法に走ってしまう原因になってしまうと思います。
これを防止して問題点を見つけるために講師の方に答案用紙を見ていただくのは効果的だと思います。
経営学
経営学では大きく分けてファイナンス論と組織論・戦略論を学習していく必要があります。
まずファイナンス論に関しては問題集を仕上げることを最優先にしていました。
これはとりあえず点数を取れるような状態にするためです。
次にテキストで理解を補強することをやっていました。
同じ問題を何回も繰り返し解いていても機械的になってしまうと思いま。
それよりもテキストで各理論モデルの考え方を基礎から確認していく方が安定して点数が取れるようになっていくと思います。
次に組織論・戦略論についてですが、これらについてはいかに効率的に頭に入れていくかが重要になっていくと思います。
私の場合は、自習室までの行き帰りでテキストを読み込んでいました。逆にその時間しかやらないと決めることで効率的に学習することができたと思います。
最後に
今回は簡単に直前期に向けての勉強方法を各科目ごとにご紹介させていただきました。
これはあくまで私の場合なので、お近くの講師の方やチューターに受講生の皆さんの状況を踏まえてご相談された方が望ましいと思います。
体調やメンタル面でもキツくなってくる時期だと思いますので、体調管理に気をつけながらあと約3ヶ月間駆け抜けていただければと思います。