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ダイエットでも「お肉」を食べた方がいい理由
ダイエットをしようとする人が
・脂が多い!
・高カロリー
ということで避けられてしまうのがお肉です。
ですが、ダイエットを考えるのであれば、お肉は欠かせません。
お肉は、栄養が豊富で生命を維持するために必要な成分が多く含まれています。
そして何より、お肉を食べると代謝が上がるんです。
お肉がカロリーが高いのは脂質が多いからなんですが、同時にタンパク質も多いです。
タンパク質は、筋肉の材料なのでタンパク質を摂るだけで筋肉が維持されて基礎代謝を下げずに済みます。
それだけでは、ありません。
実は、タンパク質を摂ったほうが、代謝が上がるんです!
これは、このような理由です。
食べ物を消化吸収するとき、熱が発生して代謝が高くなります。
これを、食事誘発性熱産生(DIT)と言います。
簡単に言うと、食事を摂って消化吸収する時に消費されるカロリーのことです
【参考記事】食事誘発性熱産生/DIT|e -ヘルスネット(厚生労働省)
この食事誘発性熱産生(DIT)なんですが、糖質や脂質が食品に対しての割合が4〜6%に対して、なんとタンパク質は30%にもなるんです!
実際の食事では、糖質だけとか、タンパク質だけということはないので、バランスよく食事をして食事誘発性熱産生(DIT)が約10%ぐらいと言われてます。
ですが、タンパク質が少なければ、10%よりも少なくなるということになります。
なので、積極的にお肉を摂った方が代謝が上がり痩せやすくなるということです。
そして何より、お肉には体を作る材料が多く含まれています。
でも、タンパク質であったら、魚や大豆などでもいいのでは?と思うかもしれません。
魚や大豆は、肉に比べて高タンパク低脂肪です。
そして、お肉では摂取できない栄養素もあるので食べた方がいいです。
例えば、魚に含まれるオメガ3脂肪酸は魚以外の食品で補おうとすると大変ですし、大豆にはイソフラボンが多く含まれています。
ですが、脂質を避けようとするあまり、魚や大豆だけでお肉の代わりをさせようとすると問題が生じます。
牛肉や豚肉は同じ哺乳動物ですので、人とタンパク質の構造が似ています。
そのため、消化吸収された後に体内で人の構造に合ったタンパク質へと再合成しやすいため筋肉が作られやすいんです。
なので、お肉は摂取した方が筋肉が作られやすいんです。
そして、筋肉が作られると基礎代謝が上がります。
このことで、太りにくい体質を作ることができます。
なので、お肉を食べたから太る言うことはありません。(もちろん食べ過ぎは禁物です)
健康的にダイエットに「お肉」をおすすめするのは、このような理由からなんです。