不登校支援ビジネスを横目で見て思うこと。
不登校関連の活動を長年見てきて、最近不登校ビジネスが盛況だなと思う。
うん、そのニーズはあると思ってた。
でも同じ立場の人からお金とりにくいんだよねー、どこか企業がやればいいのに、も思ってた。
でも実際やってるのみると、ニーズに届いてないんだよね。
キーワードが共通しているだけで。
学習の機会を平等にすべきだなーとほんとに思っているのか、
ミッションバリュービジョンにそれらしい言葉を並べているだけなのか。
需要と供給の「ビジネス」じゃなくて、
弱者ビジネスだと感じてしまう。
そうして解決していればまだいいのだけど、「解決しているように見える」だけで根本解決していない。
そういってもたぶん、「そこは自分たちの業務外なんで」って言うんだろう。
あれ、このパターン、どこかで見たな。
ああ、あれだ、病院。
設備が整っているけど、平均的な診察対応はまあまあだけど、ニッチなものになると「うちではやってないんで」と臆面もなく、言い放つタイプの。
専門外まで専門に成れとは言わない。ただ、ニーズのあるターゲットの需要や困りごとを解決することがモチベーションじゃなくて、自分が事業をすることにニーズをどう活用するか、に関心があるんだろうなと思う。
そうして、儲けて会社は安定していく。
事業としては正しいのだと思う。
ただ人として磨かれて行かない気もする。稼いだ額に見合った人格になっていないといけない気が自分はしている。
だから浅い感じのソーシャルビジネス。横目でみつつ、これは誰が得をするんだろう?って思ってる。