はじめてのひとり旅は”アンコールワットに初日の出を見に行く旅”でした
2012年の12月(もう10年以上前になることに衝撃を受けています)。
その頃は働き方が今と違っていて、特に私が働いていたITコンサル業界なんて、いわゆる「長時間労働」で、毎日終電まで働いている状況でした。
心身ともに疲れ果てていた当時の私。
ある日ふと「今まで見たことがない景色が見たい」
というか「現実から逃避したい」
その衝動が湧き上がり、
年末年始の休みを利用して海外に旅に出かけることにしました。
とは言っても、もうその時は12月も上旬から中旬になりかけていた頃。
友人と行く場所から予算や日程など調整するには時間がなさすぎる。
そもそも、疲れ果てているから友人とワイワイよりも、しっとり旅したい。
「もうひとりで行ってしまえ」
もう考えることにも疲れているので、すっーーーとその結論に至りました。
海外の経験に乏しく、高校の修学旅行で中国と、日本語が通じるところが多いグアムとサイパンくらいしか行ったことなかったのに。
幸いパスポートの有効期限は残っている。
休める期間を考えると5日間くらい。
どこに行こう。
たぶん割と決めるまでに、そんなに時間はかからなかったと思います。
ずっと行きたいと思っていたから。
それに年末年始の時期。
「アンコールワットで初日の出をみたい」
旅のテーマが決まりました。
でも、海外の航空券などの買い方もよくわからない。
トランジットの方法もわからない。
無事にカンボジアの空港に着いたとしても、
アンコールワットまでどう行ったらいいかわからない。
ひとり旅ってバックパッカーのようなイメージもあるし、憧れもある。
だけれども、年末年始まで残り時間も少ない。
休みのギリギリまで終電までの仕事が待っている。
土日は泥のように眠りたい。
これはもう、プロに頼るしかない。
ということで、現地ツアーやホテル、航空券、空港とホテル間の送迎などをアレンジしてもらえる旅行会社に相談して、なんとか色々もろもろ全部手配してもらいました。
ところで、ひとり旅って何をしたらいいんだろう。
んーでもとりあえず「ちゃんと写真に残したいな」
そう思って、これまた衝動的にその後10年くらい相棒になるカメラ(LUMIX)を購入し、それをお供にカンボジアに向かいました。
カンボジアの思い出などは、また別の機会に。
さいごに
結果として、衝動的ではあったけれども勇気を出して行って、本当によかったです。
旅行も写真も、今の私にはなくてもならないものです。
「人生の転機」とも言えるような経験になったと思っています。
それでは、さいごに「アンコールワットの初日の出」の写真を。
(カメラ買って2週間くらいの頃なので、、、撮り直しに行きたいですね笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。