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ローマで覚えて鎌倉で買って ローマ・プンタレッラのサラダ

プンタレッラのサラダ"Insalata di puntalella"

イタリアではサラダの多くがメイン料理の付け合わせとしてメニューのcontorno"コントルノ"(付け合わせ)のところにある。

この付け合わせが好きでよく頼む。

ポテトや豆の付け合わせも好きだけど、胃が張ってしまい食べ切れなくなるのは分かっているので、出来るだけサラダや青菜なんかを頼む。

何ならメイン料理を頼まずにコントルノとパスタとかを頼む。

このサラダもローマの安食堂でそんな風に食べたやつ。

見た事の無いメニューだったけど、サラダだから大丈夫だろうと選んだら、薄緑色の山。見た目は蕗っぽく食感はセロリに近い?苦味があり、アンチョビとにんにくの風味がよく似合う。

日本に戻り思い出した時に探してもみたのだが、西洋野菜に強い地方に住んでいるが中々見る事が無かった野菜の一つである。

イタリアでは冬〜春にかけてローマ周辺で取れる野菜らしい。

鎌倉市農協連即売所(通称レンバイ)

話は飛んで、年始に行った鎌倉旅行。
江ノ電の他に行きたかったもう一つの理由は"鎌倉市農協連即売所(通称レンバイ)"と言う市場に行きたかったから。
ある日TVで見たのだが、なんとも美味しそうでお洒落な野菜達が売っている。

朝イチで撮った市場の外観
野菜
中はこんな感じ
野菜以外も売ってる
こんなおサレなお店もある


鎌倉野菜…美味しそう。

それもお安い!←交通費が高くついたけどねっ!

しかし、その頃は第一期自粛期間。
一番長く一番厳しい規制の頃。
うっとりとネット検索する日々だった。

と言う事で規制があけて、暇を見つけてサクッと一人旅に出かけたのだ。

久しぶりの一人旅の土産は野菜達…

横から見ると大き過ぎる大根の葉みたいで気づかなかったが、シェフらしき人が吟味しているのを真似してやっと分かった。

上から見たプンタレッラ。
中の蕾を食べます。
蕾をバラしました。立派過ぎた外の茎も勿体無いので調べてみたら、ふき味噌の様に食べれるとの事でした。味はふき味噌になりましたが、あの清々しい蕗の香りは無い。

根元から上に向かって裂くように切らなければいけなかったのに、上手に出来ずクルリンとならなかったのは残念。

しかし、味的には満足で冬のローマを想いながら山盛りのサラダをもしゃもしゃと食べたのでした。

ドレッシングの材料

にんにくのみじん切り 1片分
アンチョビのみじん切り 3匹分
オリーブ油 大匙3
ビネガー 大匙1
挽いた黒胡椒 適宜

サラダの作り方

プンタレッラの蕾の根元から包丁を入れて裂くように切り、水に晒す。

水気をしっかりと切りドレッシングの材料と和えて、すぐに食べる。

ローマ・テルミニ駅とその周辺

一人旅の時には、よく駅近の安ホテルに泊まるのだが、もちろん治安が良いとは言えない。
ただ安ホテルは駅近に多く、利便も良い。

安ホテルと言っても、私には2つ星くらいがちょうど良い。
さすがにドミトリーや部屋に共同シャワーでは、年齢的にも落ち着かないからね。

私は夜に殆ど出歩かない(夕食は部屋で軽食を摘みながら酒を飲んでいる)ので危険な目にあった事は無いが、やっぱりおススメは出来ないだろう。

ローマのテルミニ駅は東西南北でかなり雰囲気が変わり、安かったのは北側の様な気がする。

テルミニ駅
洒落てる。
ホテルから少し歩いただけで、世界遺産。
駅近の安ホテル⭐️⭐️
ありがちなアパルトマンのフロアの一角だが、これが住んでる気分になれてまた良い。
デモかな?

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