サマートリュフ様のサマー(夏)パスタでテンションを上げてみた ウンブリア・タリオリーニ アル タルトゥッフォ
サマートリュフのタリオリーニ"Tagliolini al tartufo nero estivo"
先日、都会(名古屋)のお高めスーパーに行ったらイタリア産サマートリュフを売ってらした。
昔、地元スーパーで全然香りのしない、何ならほんの少しカビ臭くね?って感じの中国産を買って失敗をした事は忘れたフリをして買ってしまった。
一応、ビニールの上に鼻を近づけてクンスカしたんだけど、確かに香りは薄かったんだけど、、、買ってしまった。
だってイタリア産の割には安かったから。
久しぶりにパスタマシーンまで出して、タリオリーニまで作ったんだけど、うん、まぁ、やっぱりと言うかなんと言うか香りは薄かった。
安かったもんね。
トリュフソルトで香りを足そう。
カビ臭くないだけマシだけど、反省が役にたってないよね。と反省した。
ただトリュフを握りしめて帰る時はとてもウキウキして、帰って直ぐにパスタマシーンもセットした。
毎日のご飯作りにはテンションが上がる事も必要だ。
香りは弱いとは言えそれなりに美味しく頂いたし、高いと言っても1人分800円はかかってない。
私の手間賃はもちろんプライスレス…
若かりし頃、トリュフは結婚式とかで出る薄いのを食べた事くらいしか無く、何か高いらしいけどよく分からないもののイメージしか無かった。
きっと人生でまた食べる事も無いだろう食べ物の一つだと思った。
ところが、ある年にイタリアに行ったら頼んでもいないのに前菜のオムレツにミネストローネの中にと、いろいろなお店(もちろん高級レストランでもない)でそこかしこにトリュフの香りが潜んでいた。豊作(?)だったのかな。
パスタもオススメされたので何となく食べてみたら美味いっ!美味すぎてワインさえ呑まずに食べ続けた記憶がある。
トリュフオイルは好きでは無く、普段はトリュフソルトを常備している。油は酸化するが塩は酸化しないので、たまにしか使わないウチには向いていると思う。
タリオリーニ 少なめ2人分
フランスパン用粉 100g+適宜
卵 Mサイズ1個分
トリュフソルト ひとつまみ
自家製タリオリーニの作り方
粉の山を作り真中を窪ませ卵を割り入れる。
トリュフ塩を加えてフォークで土手を崩しながら粉と卵を混ぜていき、纏まったら手で捏ねる。
乾燥しない様に30分寝かせ、打ち粉をしてパスタマシーンで麺状に仕上げる。
サマートリュフの香りが少しでも移る様にとの、切ない願い。
サマートリュフのタリオリーニの材料
潰して皮と芯を取ったにんにく 1片
オリーブ油 大匙1
⭐︎無塩バター 大匙2
⭐︎トリュフソルト 少々
⭐︎白胡椒 少々
⭐︎パルミジャーノの摺り下ろし 大匙2くらい
⭐︎パスタの茹で汁 大匙2
サマートリュフ 小さめ1個分
シンプルなトリュフパスタの作り方
鍋にお湯を沸かし約3%の塩を加えてパスタを茹でる。
フライパンに油とにんにくを入れ弱火にかける。
香りが出たらにんにくを取り出し⭐︎を加えて混ぜる。
茹でたパスタと和えて、スライスしたトリュフをかける。
トリュフとピノキオの里オルヴィエート"Orvieto"
ローマのホテルに泊まったまま、どこまで日帰り旅を出来るか試した時に行ったウンブリアの街オルヴィエート。
小さな駅の前にあるフニクリ(ケーブルカー)に乗って、丘の上の旧市街に行く。
日本の方がやっていたお土産屋さんがあったので、オススメの食堂を聞きオススメのメニューを聞いたらトリュフのパスタだと言われた!
それも白トリュフ。
おじさんが目の前ですってくれたパスタは、うっとりする美味さだったさ。
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