マリー・アントワネットに捧げたい アルザスのクグロフ
クグロフ"Kouglof"
パンが無ければケーキを食べればいいじゃない。
庶民が普段の食事を取れなかった時代にマリー・アントワネット様が言ったとか言わないとか。
クグロフをケーキかパンかと問われたら、多少は個々のレシピの違いもあるが、ケーキの型に入れて焼いたパンが近い答えではないだろうか。
私のは甘さもバターも控えめなので、ほぼパンだ。
ケーキの様にリッチな材料な事は間違いない。
ベルばらで描かれていたマリー・アントワネット様は可愛いくて時代に翻弄された女王様だった。
クグロフを名物とするアルザス地方も、ドイツになったりフランスになったりと歴史に翻弄された街だ。
それが現在において可愛いらしい街並みやいろいろ入り混じった食文化に影響して愛される地となったのかもしれない。
φ18cm型の材料
◇フランスパン用粉 250g
◇砂糖 15g
◇ドライイースト 6g
◇卵 2個
◇室温の牛乳 卵と合わせて200cc
◇塩 4g
◇キルシュ酒漬けのレーズン 30g
◆小さく切って冷やしたバター 60g
飾り用のホールアーモンド又はスライスアーモンド 適宜
粉砂糖 適宜
型用のバター 適宜
作り方
ボウルに◇を順に加えて混ぜ、捏ねる。
弾力が出たら◆を加えて更に捏ねる。
ボウルに戻して60分程発酵させたら、バターを塗りアーモンドを敷いた型に入れて更に60分発酵させ、220℃のオーブンで30分焼く。
クグロフいろいろ
一番下とその上のお店のは有名店だけあってかなり美味しゅうございました。
朝晩と食べ続けたクグロフ
部屋にミニキッチンが付いていたので、滞在中は朝はコーヒーと夜はお酒と一緒に食べていたが、甘過ぎないので結構食べ飽きなかった。
下の写真は、アルザス名物のクリスマスビール。