見出し画像

熊野古道 大門坂を歩く

神倉神社を下山した後、まずイオンへ再び行って汗だくになった服を着替えた。ほぼ毎日、旅の途中で服を着替えており、この日は2回!
私たちは首にタオルを巻いて汗を拭きながら歩いているが、周りを見渡すと、涼し気にお洒落な恰好の人ばかり…。気のせい?
夫が、「タオル巻いてるの俺たちだけだよね…」ってつぶやいていたけど、ほんとそう思ったよ。暑さに慣れていない道民には、とても辛い💦
昼食をとった後に向かったのは、いよいよ熊野古道を歩くコースです。


観光場所10:熊野古道 大門坂

杉木立を縫う石畳道は熊野古道の雰囲気満点。大門坂の名はかつて坂を上りきった場所に大門があり、通行税を徴収していたことが名前の由来とされている。坂の途中にある多富気王子は、熊野九十九王子の最後の王子跡といわれる。

まっぷるガイドブックより

熊野古道のガイドブックを見ていると、「王子」とつく場所がたくさんある。

「王子」とは、熊野三山の御子神(みこがみ)を祀る祠。中世に最も盛んで、熊野九十九王子と称された。江戸時代にはすでにその多くが廃絶し、明治の神仏分離令で拍車が掛けられたが、近年復旧が始められている。

ブルーガイドより

とありました。ちなみに、御子神とは、「神社において親子関係にある神が祀られる場合、子にあたる神のこと」だそうですよ。
ひとつひとつ、言葉の意味を調べないと腑におちてこない😅
(こんなだから、旅行記が長くなります…)

まず、「大門坂駐車場」へ車を停めました。(13時40分とメモにある)

結構広い駐車場で無料です。
案内所があり、そこで観光マップを見ながら親切にルートを教えてくれたお姉さん、ありがとう♡


八咫烏とサッカーボール


こういう時、空も撮りたくなる。雲が好き♡


大門坂の始まりです。
すぐに古道があるわけではなかった。


南方熊楠さん縁の旅館跡。
和歌山県出身だったんだ。


大門坂から熊野那智大社に向かいます。
那智大社の表参道まで、約40分の道のりらしいが…。



那智の七石「鏡石」


夫婦杉。
ここから約600mの上りの石畳の道


熊野古道の中でも最も古の雰囲気を残す道だそうです。
木漏れ日の光もきらきらしてる✨


多富気王子跡


樹齢800年の楠大樹


ゆるやかな石段なので、歩きやすい



唐斗石

杉木立に囲まれた石畳の道が終わり、少し歩くと熊野那智大社へと向かう表参道へ。

またまた階段。
ここの階段は危険ではなく、ここまで来た~という喜びの方が大きい。



上から撮った(夫撮影)


オニユリ


炎天下の白いベンチ。
とても座る気にならない…💦


水道の近くに咲く花


熊野那智大社の一の鳥居に到着しました~。
熊野古道の大門坂を上る道は、それほど長時間歩くこともなく、古道の雰囲気も味わえてとてもお勧めです。

今日はここまで。


いいなと思ったら応援しよう!