アイヌの神宿る、来運神社
6月のある日、羅臼町へ行ってきたのですが、その帰り道、「せっかくだから」と斜里町の「来運神社」へ寄ってきました。
ここへ来たのは2回目ですが、神社と言っても森の中にひっそりと本堂があるだけで、日本古来の神々様が祀られているわけではありません。
この場所はアイヌ民族から「死者の沢」を意味する言葉である「ライクンナイ」と呼ばれており、古代から聖地として崇められていました。アイヌ民族にとって死者は単なる故人ではなく、今生きている者たちに対して豊かな知恵や恩恵をもたらした存在として敬われています。(観光サイトから抜粋)
大地そのもののパワーとか水の美しさ・豊かさを受け取れる場所がすなわち「聖地」ですね。
この鳥居をくぐると、名水と呼ばれる「来運の水」が汲める場所があります。
こんな素敵な自然の景色の中、辿り着いた本堂。
人の出入りが多くないので、自然の神様がそのままそこにいらっしゃるような気がして、とても心地よい場所です✨
斜里岳の雪解け水が伏流水となって湧いている伏流水の水温は、一年を通して6℃程度に保たれており、冬でも凍らずいつでも汲むことができるのが特徴です。
身も心も浄化されるようなありがた~い場所です。
🚙のナビではここの住所で検索しても出なかったのですが、スマホのナビでちゃんと案内してもらえました。
道東を車でゆっくり旅される方は、ぜひお立ち寄りくださいね😊