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映画「わたしの叔父さん」
やばいコンタクトとれる…!
って思って目しばしばさせてる隙にエンドロール始まってて泣いた。
ラストの表情絶対大事なやつだったじゃん…
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のどかで美しいデンマークの農村を舞台に、クリスと足の不自由な叔父とのささやかな日常を穏やかに切り取った作品。
以下感じたこと
※ネタバレあり
何が大切なものなのかは当の本人しか分からないと改めて痛感。良かれと思ってしたこともただのお節介だったりするもんね。
小学生のころ、「その人の立場になって考えてみて」とよく言われた。皆んな自然とやっていることだと思う。
この場合、10人中10人がクリスの立場になって考えるはずだ。そして9人が獣医を目指すべきだと言うだろう。これは、"もし自分がクリスだったら、農場から逃げ出して自分の好きなことを思う存分楽しみたい"と思うから。
実際に、作品の中でも色んな人が農場から連れ出そうと手を差し伸べたけど、クリスはことごとく跳ね除けた。笑
結局,誰もクリスの立場にはなりきれなかったということだ。
相手の立場になってみるというのは、
「相手の状況の中に自分の身を置いたら、自分はどう思うのか」
ということ。
つまり自分の価値観でしかない。
相手の立場になってものを考え、思いやりをもって接することができる人は素晴らしいし、自分もそうでありたい。でもあくまでそれは自分の感覚と想像に基づいたものであることを忘れてはいけないなと思った。
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でもクリスがそうであったように、自分にとって何が大切なのかを見極めるのは難しい。だから迷うんだよな〜