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産後の鉄分不足が「しんどい」の原因? 栄養で心も体もサポート

出産後のママの体は、大きなダメージを受けています。
特に気をつけたいのが貧血
え?別にデータは正常やったけどなあ??って思っても隠れ貧血の可能性があります。
「なんか気持ちが落ち込む」「元気でない……」「なんか、なんもうまくいかん、、!!」っていうのは貧血が原因の可能性大です。
産後の貧血を放っておくと、心身の健康に影響を及ぼすこともあるので、一緒に解決していけたらと思います。


産後は貧血になりやすい!!

産後の女性は、出産時の出血によって大量の鉄を失います。
さらに、授乳によっても鉄が消費されるため、貧血になりやすい状態が続きます。妊娠中に鉄分をしっかり摂っていたとしても、産後の回復期には不足しやすくなるのです。

出産で失う鉄分:約900mg
出産で失うフェリチン:40〜50ng
そもそも生理のある日本人女性の9割は40〜50ng/mlに達してない
→なので出産でフェリチンがカラッカラになっちゃうんです。

フェリチンっていうのは鉄の貯蔵庫やと思ってください。
貯鉄がゼロ状態です。めちゃくちゃ不安です。

しかも、産後は女性ホルモンの急激な変化が起こったり、体内の鉄の吸収や利用にも影響を与えるので、鉄欠乏性貧血になりやすくなります。
これが続くと、
疲れやすい→育児の負担をより重く感じちゃう
気分落ち込みやすい→なんもうまくいってないように感じちゃう

なので、心身ともにしんどくなってるのはしょうがないことなんです。
だって必要な栄養が足りてないねんもん。
産後のママさんや、その旦那さん、ご家族の方がそれをわかっているだけでもだいぶ違うと思います。


産後うつと貧血ってなんの関係が???

鉄分が不足すると、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」や「ドーパミン」の働きが悪くなって、気持ちが落ち込みやすくなります。
鉄分の働きについてはこちらの記事を参照してみてください


貧血による疲れやすさ、めまい、頭痛などが続くと、「育児がつらい……」と感じやすくなることもありますよね。
心と体はつながっているので、貧血を予防することで産後うつのリスクを減らせるかもしれません。

大切なのは、あなたが悪いわけではないということ。
産後うつの症状が出ているからといって、自分を責める必要はないです!
何回も言うけど、必要な栄養が足りてないだけ!


産後ママに必要な栄養素

貧血を予防・改善するために、特に大切な栄養素をご紹介します。

1. 鉄分
赤血球を作るのに欠かせない鉄分。産後は出産時の出血で鉄が失われやすく、授乳でもさらに消費されるため、しっかり補給しましょう。

おすすめ食材:
赤身の肉(牛・マグロ・カツオ)
ほうれん草、小松菜
ひじき、大豆製品
ポイント:ビタミンCと一緒に摂ると、鉄の吸収がアップします!

2. たんぱく質
鉄分を体内で活用するためには、たんぱく質も絶対必要です。

おすすめ食材:

鶏ささみ、豆腐
魚(鮭・サバ)

3. ビタミンB群
ビタミンB群は、「幸せホルモン」を作るために必要不可欠な栄養素です。
同時に環境の変化でストレスを感じるとストレスに抗うために、またビタミンBを消費します。
群というからには、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン(B3)、パントテン酸、葉酸、ビオチンとかのことをまとめてビタミンB群といいます。こんなのは覚えなくていいんですけど、これらは複合的に作用するのが特徴です。なので全部をバランスよく摂る必要があるんですけど、それがなかなか難しい。
これに関してはもうサクッとサプリで摂っちゃってください。ビタミンB群は水溶性なので過剰症になりにくく、サプリとして取り入れやすいと思います。


まとめ

産後の貧血は、ママの体だけでなく、心にも影響を与えます。「最近疲れやすいな」「なんとなく気分が沈むな」と感じたら、まずは食事から見直してみるのもアリやと思います。

この情報でしんどくなってるママさんとそのご家族の役にたったら嬉しいです。

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旅するイメージコンサルタントゆうこ
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