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大自然が広がるケルトの国 アイルランドへ行ってきた

 前回のマン島旅行記に引き続き,今回はアイルランド島の旅行記をお届けする。


Fly to Ireland

EI3217

 アイルランドに寄るついでという名目で寄ったマン島では,その島の美しさに感動してだいぶ満足したものの,予定通り今度はアイルランドへと向かった。

アイルランドへは Aer Lingus のリージョナル機で向かう
マン島を横目にアイルランドへ
アイルランドに到着

Dublin

 到着後は,アイルランドの首都ダブリンを散策した。

ダブリンの街は Liffey という川を中心に広がる
Christ Church Cathedral は間にアーチ橋で道路を跨いでいるのがヨーロッパらしい
Christ Church Cathedral
後ろの会議ホールは Dublinia という展示施設になっている
Dublin Castle
Dublin Castle の正面(?)入口
Dublin Castle の中央は広場のようになっている
ワルシャワの王宮もこんな感じだったような…
Dublin の繁華街,Temple Bar では虹が見えた。
営業中の札や提灯まである日本料理屋があった笑
川越しに見る立派な建物は Custom House (税関)
General Post Office とトラムの Luas
N Earl Street という道の入口には他の国と映像で繋がるポータルがあった

アイルランドのマクドナルド

 アイルランドでも例によりマクドナルドで食事を摂る。メニューはUKと同じであったので,Quarter Pounder with Cheese を頼んだら,肉はアイルランド産100%であった。

バーガーは Quarter Pounder with Cheese,
サイドは Chicken Selects というチキンの棒,
デザートは期間限定の Twix Mini McFlurry.
さすがアイルランド産とあってか(?),バーガーのお肉もチーズも美味しい。
100% Irish beef の表記があった

Ring of Kerry

 翌日は電車で Killarney へ移動し,Ring of Kerry (ケリー周遊路)のツアーに参加した。Ring of Kerry とは,アイルランドの西にある Iveragh 半島を一周する道路であり,アイルランドの海と山の両方の景色を楽しめるとのことでこのツアーに参加することとした。

Dublin Heuston 駅から電車に乗り Killarney へ
Killarney からツアーに参加し Ring of Kerry を反時計回りに進む
最初に通る街は Killorglin という街
このあたりはゲール語由来で地名の頭に kill が付く場所が多い
最初に立ち寄ったのは The Kerry Bog Village という18, 19世紀の村を再現した場所
Irish Wolfhound が飼育されているが寝転がっていた
Kerry Bog Pony という馬も寝ていた
その先には Caragh という川のビューポイント
早速,絶景を見ることができた。
ビューポイントにいたおじさんと馬と犬
馬の上に乗っかってる犬がかわいい
先に進むと右手には海越しに Dingle 半島を望める
昔このあたりを走っていた鉄道の廃線跡
次に立ち寄ったのは Kells Sheepdogs という羊追いの実演
このあたりは20程度の農家が羊を放牧しており,羊に塗る色とその塗る場所でどの農家の羊かを区別しているそう。
Daniel O'Connell の誕生地はこのあたり
ちょうど Ring of Kerry の中間地点あたりには,Waterville Beach という美しい海があった。
ビーチのそばには Chaplin の像とパフォーマー
アイルランドらしい光景を見られた
さらに進むと車窓からはスターウォーズの撮影地としても有名な世界遺産 Skellig Michael が見えた
昼食を摂るレストランである Scarriff Inn からは島々とその先に Beara 半島が見渡せる絶景
Sneem という小さな街に寄る
ここでは 99 というアイルランドのアイスが売られていたので食べてみたが,味のない生クリームみたいで不味かった
Sneem には川が流れており,その景色も美しい。
Sneem を過ぎると Killarney に近づき,湖と山が織りなす景色が美しい Killarney National Park を進む。
Killarney National Park 内の Ladies' View という景観地
その壮大さには思わず息を呑む
そして Killarney に到着し,再び電車で Dublin へと戻った。

Giant's Causeway

 翌日は Dublin から,アイルランド島内で最も行きたかった場所である Giant's Causeway へ行くツアーに参加する。Giant's Causeway は,柱状節理の露出した海岸で,世界自然遺産に登録されている。Giant's Causeway があるのはアイルランドではなくイギリスの北アイルランドであるが,アイルランドと北アイルランドの間は自由に行き来できるようになっており,Dublin 発のツアーを利用することで容易に行くことができる。

アイルランドとイギリス(北アイルランド)の国境
国境を示すものさえ無く,すぐに通り過ぎた。

Dunluce Castle

 ツアーは最初に Dunluce Castle という城跡に寄る。

海のすぐそばの断崖上に城跡がある姿が壮観
城内の建物跡
建物跡を内側から
城跡からは断崖絶壁の下に美しい海が見られる

Giant's Causeway

 そしてついに今回の目玉,Giant's Causeway を訪れる。ビジターセンター付近でバスを降り,90分の自由時間である。

Giant's Causeway までの道も海と高い丘に囲まれた絶景の中を進む
石標
柱状節理のある場所に着くまでも景色が美しい
海岸沿いに歩いていると柱状節理が現れる
日本でも柱状節理は見られるが,柱状節理の上を歩くのは初めてである。
ほんとうに断面が六角形の岩が連なっていて面白い。
自然の力でこんな不思議な景色が作られるとは驚きである
柱状節理越しに海を見る
反対側を向けばエメラルド色の丘を背景に立派な柱状節理
高い
さらに進むと折り返して丘の上に登られる
丘の上から Giant's Causeway を望む

 正直,ここまで広範囲に柱状節理が広がっているのは珍しいと聞いていたものの,広さは大したものではなかった。しかし,海と丘,そして柱状節理が織りなすこの景色は非常に美しいものであり,ほんとうに来ることができて良かったと感じた。この壮大な自然に見とれていると,90分では足りず,バスの出発にはギリギリになってしまった。

Dark Hedges

 次に,Dark Hedges という場所に寄った。この場所は Game of Thrones というドラマのロケ地であるそうで,不思議な雰囲気を醸し出す並木道である。

くねくね曲がった木々に囲まれていて不思議な雰囲気

Belfast

 そしてバスは Dublin へと戻るが,その途中で北アイルランドの首都である Belfast に寄る。Belfast では60分の自由時間があり,街を自由に観て周ることができた。

のどかな景色を見ながら Dublin へ戻る
Belfast の中心には立派な City Hall がある
Belfast にはピンク色の Metro と呼ばれるバスと,紫色のトラムのような Glider と呼ばれるバスが走っている。
Belfast の街並み
名古屋という名前の飲み物屋があった
なんで名古屋なんや

Fly back to Japan

 翌日は気付けばもう帰国の日であり,Dublin を出発する。行きはロンドン経由であったが,帰りはパリ経由である。

最後に Daniel O'Connell の像を見て Dublin を発つ
2階建てバスで空港へ

EI524

アイルランドの航空会社である Aer Lingus でアイルランドを離れる
ブリテン島を横断しヨーロッパ大陸へ
1時間ほどのフライトでパリに到着

NH216

 ウクライナ情勢の関係で行きは北回りであったが,帰りは偏西風の関係で南回りである。

CDG空港のスターアライアンスラウンジで食事を摂りながら待つ
パリを離陸ししばらくすると日没であり,西日を浴びながら飛行した。
最初の機内食はチキンオアフィッシュで,チキンのメニューである鶏肉の甘辛ソースをチョイス。
1週間ぶりの日本食が嬉しい
機内食ののちは電子シェードを一番暗い設定で固定されてしまい,日の出後も南回りの景色を見ることは叶わなかった。
そして気付けば中国上空
2回目の機内食はフィッシュオアミートで,ミートのメニューであるミートグラタン。
富士山が見えてきたら間もなく羽田に着陸
南回りのフライトの経路はこんな感じであった

 ということで,今回はマン島とアイルランド島という2つの島を巡ったが,どちらも壮大な自然に囲まれており,短い期間でたくさんの絶景を見ることができた素晴らしい旅となった。

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