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リフレクション(内省)とダイアローグ(対話)

以前、熊平美香さんの『リフレクション』に関するお話しをお聴きした時に、認知の4点セットに関心を持った。
自分の意見は、過去の経験や感情に基づく価値観の上に成り立っている。
そのことを踏まえて自分をメタ認知しようというもの。
自分の関心があるものに、より多く注意を向けるから、ますます認知は偏っていく。それが悪いわけではなくて、人はそういう傾向があることを知っておくことが大切である。

熊平美香さんによる認知の4点セット

そのため、ありたい未来を自分たちの手で創り出すとしたら他者との対話が必須となる。
その時、自分と異なる専門性を持つ人や、違う強みを持つ人と協働するときにはさらにメタ認知が大切となる。相手が発言や行動するにはそれなりの理由があるからだ。メタ認知が無いと対立したまま、かみ合わずに終わってしまう。

よりよい対話のためには、相手の発言を聴くときに評価や判断を保留し、自分の感情の動きをメタ認知することが大切。
わかっていても忘れがちなので常にセルフモニタリング。
そういった地道で小さな学習により自分が変容していくことが平和につながっていくと思う。

熊平美香さん『ダイアローグ』出版記念おめでトーーク! - YouTube


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