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【盛岡市材木町】三陸産マダラをつかうピルピルを「Mitad Y Mitad」で堪能しました
JR盛岡駅から徒歩10分15分のところにある「Mitad Y Mitad(ミタ イ ミタ)」は、バスク料理や地中海料理を楽しめる、盛岡では貴重な酒場の一つです。
予約必須の人気店で、この日もしっかり予約して店を訪れます。通り沿いのビルの2階の隠れ家的な店ではありますが、夕方6時に訪れると、ほぼほぼ満席で店内はにぎわっています。
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スペインの瓶内二次発酵泡ワイン、カヴァをボトルで取りつつ、鰯のマリネ、白魚のアヒージョ、若鶏にんにく焼きをまずは注文します。
毎度のことですが、本当に「手料理」と言いたくなる、食材を大切にして、丁寧に丁寧に調理されたのであろう温かみがある品々が美味しいこと美味しいこと。
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こちらの名物料理のひとつ、たらのピルピルもいただきます。
たらのピルピルは、真鱈をオリーブオイルで煮た料理になり、現地バスクでは「バカラオ」と呼ばれる塩鱈を使うらしいですが、こちらの場合く地元三陸産が使われていて、フレッシュな真鱈の質感がとても良かったです。
とはいえ、ピルピルは伝統的なバスク料理のひとつとされていますので、いつか「バカラオ」を使ったピルピルも食べてみたいものですね。
というか、調べてみますと「バカラオ」は取り寄せることも可能らしいですが、下拵えがそれなりに大変な食材のようです。
前にポルトガルに赴任したことがある人から、毎日毎晩、翌日分の「バカラオ」の塩抜きをし、手間隙かけて塩鱈を食べる日々だったという話を聞いたことがあります。
スローでローカルな食事と食文化。いいですなあ。
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カヴァのあとはオレンジワインを呑み、さあにリオハのカジュアルな中重「プレフェリド クリアンサ '17」を。
相変わらず料理も素晴らしいが、ワインを選んでくれるセンスも良いので安心です。
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ワインを呑み進めつつ、定番のパエジャと魚介のパエジャをいただきます。どちらが好みかと聞かれれば、個人的にはやっぱり定番が好きでしたかね。
とはいえ、どちらも美味しいので、ぜひぜひ、気になる方には食べ比べていただきたいと思います。
このときは友人たち5人でお邪魔したのですが、写真の酒類・料理以外にもかなり呑んで食べて一人5,000円くらいでしたので、リーズナブルな価格設定にもなっていると思います。
しかし、寒くなるとピルピルを食べたくなります。